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最高の夜、最強のインド映画。


最高の夜、、

r、r、r、

、、、



最強のインド映画を見てしまいました。

ラージャマウリ監督の『RRR』。

一応ことわっておくと、僕はインド映画はピザが出てくるやつと(『ピザ!』)、
虎と一緒の小舟で海を漂流するやつしか見たことがありません。(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。調べてみたらなんと、アメリカ映画であることが分かりました。)

なので、もしかすると「最強のインド映画」という形容には違和感を持つ人もいるかもしれませんが、自然に出てきた言葉なのでこのまま先に行きたいと思います。

あらすじはこんな感じです。

舞台は1920年、英国植民地時代のインド。
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム。
大義のため英国政府の警察となるラーマ。
熱い思いを胸に秘めた男たちが運命に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。
しかし、ある事件をきっかけに究極の選択を迫られることに。
彼らが選ぶのは、
友情か?使命か?

公式サイトからの引用



こちらは入場特典でもらったミニポスター。
右がビームで、左がラーマです。

いやー、いいですねえ……

映画の前半にはこの二人の友情の日々が描かれているんですが、
これがめっちゃいいんですよ。

屈強な二人の男が一緒にトレーニングしたり、食事したり、汽車と並んで走ったり、恋愛相談したり…何をしてても、とにかく笑顔で楽しそうなのが、見ていてほほえましかったです。

ここはもうインドとか関係なく、ただただ青春ですよね。いいなあ…

…なんか最近はこういうのが心の琴線に触れるようになってきました。

俺たち、最強。…みたいな。

そういう意味ではいまアニメでやっている、呪術廻戦の「懐玉」に近いです。
あくまで「そういう意味では」という、超大雑把な言い方ですが……



『RRR』に話を戻すと、
その後も色々展開があり、まあしかし、ストーリーはとても分かりやすいので、長丁場ですが(約3時間)、途中から話がわからなくなって退屈する、といったことはないと思います。

そしてもちろん、ダンスもあります。(最高でした)


映画を見ながら、めっちゃ笑いました。映画館なので笑い声は抑えていましたが、笑いじたいはとても堪えきれません。

規格外のアクション、ダンス、これがインドか、と。

あと、個人的には幕間の演出がめちゃくちゃ面白かったですね。

序盤に映画のタイトル「RRR」の文字を使った演出があるのですが、本当に衝撃でした。

これはネタバレすると勿体ないので言えませんが、

『RRR』って、ええーーーーーっ!?まじかよインド映画、スケールが違いすぎる。。。せめて頭文字だろ。。

とか思いました。

ちなみにRRRの意味については、

Rise(蜂起)
Roar(咆哮)
Revolt(反乱)

この三つの頭文字だとか、

監督と主演二人の名前の頭文字に因んで、もともと「トリプルR」と呼ばれてたとか、

調べてみるとそういうことも分かるんですが、知らずに映画を見た僕としては、例の演出が映画のタイトルをそのまま表してると思ってこれはヤバいと思ったわけです。


最後に、エンディングのダンスついて一言だけ。
男女二組はいいとして、もう一人このおじさんはいったい……

これもまた分かると爆笑ものなので、ぜひ調べてみてください。

さっきのミニポスターの裏。ビームがバイクで、ラーマは馬。映画の中でも乗り物はなぜか常にそうでした。

最高でした!!!

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