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『マクベス dialogue』

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次回出演作品『マクベス dialogue』鋭意稽古中です。

8月後半から、愛媛に入りまして、毎日稽古しています。
9月初めからは舞台装置を稽古場に入れ、本番さながらの状態で稽古しています。

演出はサラダボールの主宰である西村さん。
西村さんとの出会いは昨年、香川で上演されたサラダボール『サド公爵夫人』を見に行ったことでした。そこで初めてご挨拶させてもらってその後、坊っちゃん劇場で上演してました「おかやま桃太郎伝説 ~鬼の鎮魂歌~』を見に来てくださったのです。

去年一年愛媛で舞台出演したことがきっかけで、今年、また愛媛で舞台に出演できるとは思ってもいなかったのでとても嬉しいです。こう言うと薄っぺらく聞こえてしまうかもしれませんが、本当に出会いに感謝です。そして西村さんを紹介してくれた岩渕さんにはさらに感謝です。

思えば岩渕さんとの出会いも古く、僕が昔所属していた劇団に客演として出てくれたのですが、それ以来お互いに現場が一緒になることもなく10年以上も会っていませんでした。それが昨年、坊っちゃん劇場で共演し、さらに今年このサラダボール『マクベス dialogue』でまた共演できるなんて本当に夢みたいです。

そして今回の共演者である滝香織さん。滝ちゃんとも8年前、流山児★事務所『無頼漢』で共演して以来、久しぶりの共演となって嬉しい限りです。
滝ちゃんも岩渕さんも愛媛に移住してたからまた一緒に仕事するのは難しいかなと思っていたのに、まさかこんな形で共演叶うなんて。

他にもサラダボールの劇団員で青年団所属のすずちかこと鈴木智香子さん、劇団シェイクスピアシアターに在籍してた今は東温市の地域おこし協力隊でもある斉藤かおるさんととっても素敵なメンバーで、四国で上演するだけではもったいない座組で臨みます。

稽古場では西村さんと出演者以外にもいつもスタッフさんが何人か常駐してくれていまして、稽古場自体もとても充実しています。


そして作品はシェイクスピア原作のマクベスです。
原作のマクベスについて調べるとWikipediaにこうあります。

“『マクベス』(Macbeth)は、1606年頃に成立したウィリアム・シェイクスピアによって書かれた戯曲である。勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐に倒れる。実在のスコットランド王マクベス(在位1040年–1057年)をモデルにしている。“   -wikipedia-

この作品を西村さんがどう演出してどんな作品として世に送り出すのか、皆さん楽しみにしていてください。


最後に西村さんからのメッセージをどうぞ。

《演出家・西村和宏より》
シェイクスピアの「マクベス」には、人間の“欲望”という闇が描かれていると思う。私たちは、マクベスのように人を殺してまで王になりたいとは思わないけれども、心の奥底にはそれに近い闇が潜んでいる。私たちはその闇をなかったことにして、近隣の住民と仲良くし、上司の小言に耐えながら、生きている。そうしないと日常生活を送れないから。でも、マクベスはその闇に触れ、のみ込まれ、破滅してしまう。私たちの代わりに。だから、愛おしさを持って、マクベスを描こうと思う。
四国に縁のある俳優とともに、この四国で全く新しいマクベスをクリエイションします。四国ツアー、どうぞご期待ください。

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『マクベス dialogue』、9月18日よりシアターねこで本番始まります。
この作品が愛媛にいるたくさんの方々に届きますように。

ご来場、お待ちしています。


『マクベス dialogue』公演情報はコチラ
https://bit.ly/3C27V6v

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