5年後に写真家になっていると決めた日の記録。
5年後に写真家になっていると決めた。
ただの主婦で事務職のパートをしている今年35歳のわたしが。
目標は、40歳を終えるまでに個展をひらくこと。
わたしは小学生の頃、声優になりたいと夢見ていた。(高山みなみさんと戸田恵子さんと関俊彦さんに憧れていた)
幼稚園の先生になりたいと思っていた時期もある。
子供を3人くらい産んでお母さんになりたいとも思っていた。
高校に入学したとき、自己紹介の最後に『とにかくなんでもいいから有名になりたい』と豪語した。
いまだにどれも憧れがある。
憧れはあるけれど、今のわたしは何者でもない。
何者でもないミーハーでオタク気質な主婦。
父が若い頃からカメラを好きで、実家には幼い頃の家族写真がたくさんある。
その影響かはわからないけれど、中学1年生の誕生日、おばあちゃんに初めて自分からおねだりしたものはカメラだった。
使い捨てではない自分だけのカメラが欲しかったので、届いたときはとても嬉しかった。今になって思えば中学生の誕生日にしては高いプレゼントだったんじゃないかと思う。
おばあちゃんが選んでくれたのは、コニカミノルタのカメラ。APSというちょっと変わったフィルムを使用する。小さいリモコン付き。
ずっと大事にしていて高校の修学旅行にも持っていったカメラだったけれど、社会人になるとほとんど使うことはなかった。
次にカメラをほしいと思ったのは漫画家の福山リョウコさんの撮影した写真をSNSで見かけたときだった。
「なんて素敵な写真を撮る人だろう」
そう思って調べたら、本職が漫画家さんだったのでびっくりした。
とにかくまた写真を撮りたくなったのでトイカメラを購入した。
そこから火がついたように写真を撮ることにハマっていって、宮崎あおいさんのCMの可愛さにときめいたわたしはオリンパスのミラーレスカメラを購入した。
そして今、オリンパスのミラーレスカメラも3代目になりました。
今の愛機は、OM-D E-M5Ⅱです。
そしてCanonのフルサイズ機が気になっていて購入を検討しているところ。
単なる趣味でずっと撮ってきたけれど、やっぱりなにか形に残したくて、形に残すにしたって誰にも知られなければなにも残していないのと一緒なのでは?と思いはじめて、こうやって記録してみようと思いました。
『いくつになっても夢は持てる、やりたいことだってできる』と言う人はいるけれど、わたしはそれを言い訳に『いつかきっと』と思い続け、今までなんの行動にもうつさなかったので。今度は逃げずに向き合いたい。
30代という年齢はなにかと中途半端な気がして、身動きが取れなくなっていた気がする。
若いうちにしか撮れなかった写真はあるだろうし、おばあちゃんになってからじゃないと撮れない写真もあると思う。
だけど今この瞬間だって、今しか撮れない写真はあるんじゃないかと、本当にいまさらだけれど、やっと気づいたので。
まだ明確で具体的なことはほとんどなにも決めていないけれど、とにかくやるだけやってみようと思ったので、そういう思考や行動をここに記録していこうと思っています。
5年後に胸を張って写真家だと言いたい。
言えるといいな。
言いたい。
言おう。
本日父におごってもらったエビピラフ。
すぐにトリミングしたり補正をかけたりしがちなので撮ってだしのものをときどき記録していこうと思う。
数時間あとに見返しただけで既に反省することだらけだけど、これからたくさん撮ってもっとうまくなる予定なので。誰になんと言われようと、私が私を見捨てないようにがんばりたい。
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