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「万事休す。」

noteから離れて数ヶ月が経とうとしている。最後に投稿したものがラーメン忘備録だなんて、笑えるようで笑えない。

いったい何をしていたのだと思われる方もいるかもしれないが、そこは目を瞑っていただきたい。しかしここ最近の大きなトピックとして、コロナウイルスに感染したことを書き記しておこう。


それはある日曜日のことであった。テーブルを囲み、他愛のない話を知人としていた。長きに渡り、4時間くらい話していたのだろうか、記憶が定かではない。

そしてお開きになり、それぞれの帰路についた。電車で帰らないといけなかったので、改札をくぐり、ホームへと向かった。

しばらくすると何やら喉の様子がおかしくなってきた。なんとなくイガイガし、つっかえが喉にあるような違和感を感じたのである。取りたいのに取れない気持ち悪い塊がうごめいているように。

《久しぶりに喋りすぎたし、喉も痛めるであろう。ただの使いすぎだ》と思った。それからというもの、その違和感はずっと続いていた。

翌日、喉の痛みは続いていたが、会社に行かねばならなかったので、会社にいく支度をした。会社について普段通り仕事をできていた。しかしお昼まではの話である。

お昼が過ぎてから数時間後、強烈な悪寒が体中を襲ってきた。合わせて熱がぐんぐん上がっていく感触が、体温計で計らずともわかっていた。

まずいと思っていた。しかし後1時間で仕事が終わるというところまできてたので、ここで帰るわけにもいかないだろうと思い、耐え抜いた。

定時になった瞬間、すぐに身支度をし、会社を去った。会社の外を歩いているとめまいがし、これまでに経験したことのない強烈な頭痛も襲ってきた。

あまりの症状の辛さに、歩くこともままならないような状況であった。しかし、帰らねばならないので、足を必死に引きずって歩き続けた。

やっとの思いで家についた時、体は限界を迎えたようで、すぐにベッドで眠りについたのであった。次の日病院に行くと、案の定陽性だったのである。

まとめると、全く経験したことのない頭痛、倦怠感、喉の痛みが主な症状だった。二度とかかりたくないのは、言うまでもない。


このウイルスは恐ろしいものである。かかって数週間たつが、倦怠感がいまだに残っている。朝は元気でも、日中に活動をするとすぐに疲れてしまう、あるいは具合が一瞬悪くなってしまう。

万事休すであった。この4ヶ月に起こった一部分をここに記し、新たな再スタートとして梶を切ることにしたい。

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