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不老泉 kabata2019 を飲んで

みなさん、こんばんは。
最近お酒を飲みすぎて
お腹の脂肪が気になるようになってきて、
老いをひしひしと感じるこの頃です。

さて、今日は人生で一度は飲みたかった
お酒を手に入れたので、
そのレビューをしていこうかと思っております。
いつもはつぶやきで紹介していますが、
今回はちょっと紹介したいことが
いくつかあるので、
こんな感じでぬるっと始めま〜す!

今回紹介するそのお酒

今回のお酒は、

上原酒造不老泉 kabataというお酒です。

この日本酒は滋賀県高島市のお酒なんですが、
山廃仕込みと木槽天秤しぼりという
2種類の変わった作り方を使って
作られているそうなんです。

山廃仕込みとは

そもそも日本酒を作る場合の酵母の
添加方法として、
人工的に酵母を麹米に添加する速醸系と、
蔵の中に住んでいる酵母を
麹米に添加させる生酛系に
分かれています。

また生酛系には
生酛仕込み山廃仕込みに分かれています。
どちらも仕込みに手間がかかり、
そのうちの一つである山廃仕込みとは、
山卸廃止(やまおろしはいし)仕込みのことで、山卸と呼ばれる櫂を使って
麹米をすり潰す作業を省いて仕込む作り方で、
明治時代に確立された作り方となっています。

この山卸は1月〜2月の厳寒期に行う必要があり、杜氏に課せられる重労働の一つでした。
なので、それをせずに仕込むことができる
山廃仕込みは明治時代には
多くの蔵で使われるようになりますが、
速醸仕込みが出てきた昭和の頃には、
ほとんどの蔵が行わなくなってしまった
珍しい仕込み方でもあります。

木槽天秤絞りとは

(以下、木槽天秤搾りの写真)


現代では日本酒は、
圧縮にかけてお酒を搾る際に、
ステンレスの槽に
プレスにかけて搾ることがほとんどなのですが、
これは木の槽を使って
天秤式に石などの重石の重さで
搾るやり方です。
この方法では、プレスにかけた場合の
85%ほどで時間も3倍ほどかかるのですが、
より雑味が少なく、クリアな味わいの
お酒が取れるそうです

また、この方式は日本で
上原酒造と都美人酒造の2つでしか
されていないとても珍しい搾り方でもあり、
古代に失われたロストテクノロジーだ
ということです!!
(もっとあったらごめんなさい🙏)

他にも…

まだこれだけではありません!
このお酒のラベルにもなっている
kabata

これは滋賀県高島市の一部の地域にある
古来ある雪解け水でできた地下水を使った
現代の水道のようなシステムの
川端(かばた)からきており、
その地下水を使ってお酒を
仕込んでおられるそうです。
地下水を使って仕込む酒蔵は
他にもたくさんありますが、
地域の文化に基づいて仕込まれた
とても趣のあるお酒でもあるのです。

かばたについて

気になるその味は…

そんな上原酒造の作る
不老泉 kabataのお味は、
山廃独特の旨味と酸味を強く感じられます。
まるで赤ワインのような味わいがあり、
とても良いバランスで
非常にすっきりした飲み心地です!
山廃仕込みのお酒もいくつか飲んできましたが、
その中でも飲みやすいお酒でした。
雪冷えでも美味しいですが、
常温から温燗だとより
美味しく感じられると思います。
(個人的には常温が一番飲みやすかったです。)

みなさんもぜひ飲んでみてください!

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