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センスとは理屈と統計 | クリエイティブな話

よくセンスがないとか嘆いてるクリエーターがボクの観測範囲にいるのでそれについてつらつらと。

個人的にはセンスは理屈と統計なのでセンスはあとからいくらでも習得可能だと思ってる派です。

センスって生まれ持ってのもの、無意識による直感的なものって捉えてる人多いと思うけど、無意識っていうのもインプットがあってそれを元に無意識下で判断をしてるわけで。
(この辺はマーケティングの人とか得意だと思う)
なので、それをきちんと分析して言語化すればセンスというものはトレース出来ると思ってる。

結局のところ心理学や物理法則で一般的に良いものって決まってくるだろうし、それでもわかりにくい謎センスは統計的に多くの人が何を良いと思ってるか分析すれば答えは出るんじゃないかなと。

さらにそれをきちんと言語化・文章化して他者に引き継げばセンスは完璧とは言えなくてもかなりトレース出来るんじゃないかなと。
厳密にやると表面的なとこだけじゃなく思想的なところまで理解しないといけないだろうけど。(e.g. なぜセオリーに反してそれを選ぶのか etc.)

て書いてたら、これやるとトレース元に近いセンスは持てるけどかなり汚染されるなぁとか思った。
てゆーかクリエーターって憧れの人がいる駆け出しの人なんかかなりその人にセンスが汚染されてるよね。(※disってるわけではない)
徐々に興味が他のものに移っていっていろんなものを吸収統合してオリジナリティーになっていくんだろうけど。
中には最初から1人で試行錯誤って人もいるけど。

取り留めもなく書いてると長くなるな。。。

具体的には

■色
検定とかあってすでに体系化されてるし、その中で何を取捨選択するかが個性なので、この人センスいいなぁと思ったら何を取捨選択置換してるか分析してみるといいかなと。

■構図
黄金比とか色々あるよね。

■動き
・カメラワーク
セオリーと言うものは古くからあって、何がそのときトレンドになってるかってとこかな?
基本的には心理学基準かな?
トリッキーな手法が流行ることもあるけど。

・モーション
リニアかイーズかなど物理法則とマッチしてるものが基本的には気持ちいいとされてる感じ。
加減はその時々のトレンドを統計すると良いかと。

みたいな。
照明だったり形状だったり他にもいろいろな要素とかあると思うけど。

こう言うのもっと詳しく学問的にアプローチしてる人とかもいると思うけど、そう言うのよく知らないクリエーター目線でだらだら書いてみました。
センスがないって嘆く前にとりあえず理屈で考えてみようってことです。
もしくはまわりに聞いてみよう。

ボクには絵のセンスが無い。。。

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