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週報。三次創作

すさまじいお天気でようやく春が来たかな?と河川敷に行ってみた。
しかして桜は春の準備がまだだったみたいで。かくいう私も今朝ようやく布団を春仕様に換装したので似たようなものだが。


心の師としたい作家

文章の書き方、テクニックに興味がある。どうすれば好きな文章に、文体に近づけるのか。
私が好きな文章、作家は誰だろう?奈須きのこ、竹宮ゆゆこ、橋本紡、この三者は小説における師と仰ぎたい方々。大学時代に文芸部で小説を書いていた頃に意識していた。
ではエッセイなら?紀行文なら?それを意識して読み直す必要がある、と思っている。直近は村上春樹の『ラオスにいったい何があるというんですか?』がとりわけ気に入っていて。何が琴線に触れたのか。

漫然と勉強しても何も身につかないのと同じで、負荷のない読書をしても手法や工夫に気づくことはできない。これまでの人生で読み流してストーリーの大筋だけを掴む読み方を身に付けてしまった…。

現代文の読解みたいにセクションに分けたり、書き方の意図を汲みとろうと試みれば…?

レシピの三次創作

料理に対するスタンスは「最小のコストで最大の効果を得る」である。直近の電気圧力鍋導入であったり、トマト味を残らずトマト缶で処理したり、スタンスに基づいて意思決定している。

レシピの開拓は雑誌の記事や、立ち寄ったご飯屋さんで気に入ったものから着想を得て行うことが多い。しかし、最近は特定のブログを参考にすることが多い。ずぼらなお粥であったり、ポークビンダルーであったり、日々参考にさせてもらっている。その著者は料理研究家のレシピを元にして作った体験談を書いていて、私はそれを簡略化して再現している。最早三次創作

とはいえトマトから作るミニマルポモドーロは段違いに美味しい。今までトマト缶を使っていたのがバカみたいに美味しい。ただ生のトマトのお値段とできる物量を考えるとコストは4倍くらいかかるのでトマト缶は一概にバカにはできない。

そして新鮮な酸味は生のトマトから作ったソースに生まれるようだ。ずっと作りたい魂のレシピ。数年前に閉まってしまったイタリアンでの至高のトマトリゾット。

失礼を承知で美味しさの秘訣を訊いたら玉ねぎって言ってた

今週のコンテンツ

アニメ『葬送のフリーレン』

TVアニメが最終回を迎えたのでようやく見ることにした。

期待するファンタジー世界の世界観をやってくれててかなり嬉しい。時折少年漫画が顔を覗かせるのが面白いくらい。試験編の新キャラたち、というかカンネとラヴィーネがだいぶ可愛い。ラヴィーネは好きだが髪色やキャラデザがここまでに観ていた世界観よりだいぶ可愛く感じた。

最終回まで一気見して大満足。どうしようかな、原作で続きを読んでも良いんじゃないかな、って感じ。

前述の試験編であるとか、アウラ周りであるとか、中編~長編よりも一行の珍道中の方が気に入った感じ。どのくらいのウェイトでやってるのかな。短編と長編で雰囲気が違って、短編で世界観をしっかり伝えてからの長編って銀魂みたいだな。最初に評判になっていた頃は雰囲気が独特って言われてたけど進行の仕方は少年誌の連載全般の傾向と似てるなぁ。

オッペンハイマー

機会を得たので初日にIMAXで。
第一に日本で公開されたことが嬉しい。アメリカで作られたあちらの歴史認識での原爆物語。
賛辞でも批判でもない見せ方で誠実に感じた。
話が科学者の周りで閉じてるせいもあるかも。

当然「どこに落とす」の話や、投下後の盛り上がりが描写されるのだがそこで居心地の悪さのような胸の痛みがある。これは愛国心なのだろうか…。

あんまり情報を入れずに観て欲しい作品だった。見てどう感じるか、その気持ちを大切にしてほしいというか。
時系列をばらして視聴者の興味を引いたり、伏線を展開したり、手法的には一般的だが観る上でのややこしさはあるけど、盛り上がりどころは明確なので楽しめないことはないはず。


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