20kgの減量に成功してから1年が経っていた

なお、リバウンドは起きていない。
良いことがたくさんあった。
減量開始から現在まで、以前と変わったことを書くことにする。

2020.03.15 減量した方法を投稿。

周囲の反応は精神的支えになる

「こんなこと聞くのあれやけど、大丈夫? 仕事しんどくない?」

5kg減量した時点で初めて言及された。女性上司だった。「健康的に痩せたので大丈夫です」といつも通りの表情の乏しさで返した。あとから「ストレスですって言っときゃ良かったな~」とニヤニヤしながらツイートした。

更にパートさんからは病気を心配され「ダイエットですよ」と答えて安心される。年配の方が急に痩せるってのは病気が原因のことが多いらしい。安易に言及してはならないということを知る。

10kg以上減量したときにようやく年の近い同性から「どうやったの?」と聞かれる。別に特別なことはしていないので「もともと食べすぎてたので食事制限ですよ」と返す。その人と一番長く話せた話題だった。相手のプライベートな話も聞けて距離が縮まった気がした。

自分が変わることで、新しい話題が生まれたり、これまでとは違う関わりかたができるのが嬉しかった。

男性からはあまり言及されない。なんでや。そういうのもセクハラにあたるんか? それとももっと痩せろってことか。余裕なので見てろよ。

堂々と出歩ける喜び

服屋がこの世で一番嫌いな場所で、二番目は地元の駅やショッピングセンターだった。今はそれほどでもない。

出かけるのが億劫だった。楽しいときもふと周囲の目が気になったり、自分が他人の邪魔になっていないか心配になることがあった。今は出かけるのに障害を感じることはなくなったし、楽しいときは思いっきり楽しめる。

ユニクロの店頭で売っている女性サイズが合うようになった。シンプルな服を当たり障りなく着られるのが本当に嬉しい。おしゃれな服もいくつか買ってみようとしたけど、体重が減っただけではセンスは変わらなかった。ただ、おしゃれへの意欲は湧くようになったので改善の兆しはみられる。

そのほか、細かいこと

この前久しぶりに自転車に乗った。私の家からはどこに行くにも上り坂が多く嫌煙していたのだが、全く苦しくない。高校時代、自転車通学が嫌すぎて、倍の時間をかけてバスと電車で通っていたのに。

職場の制服は時期ごとにサイズ交換する羽目になり、クリーニング代がよくかかる。人事の人に「またか……」という顔をされる。許して。サイズなんかSMLしか知らないので何号とか言われてもわからない。

もっと変わりたい

身体の変化は精神にも影響する。

以前の自分と比べると、どう見たって”素敵な人間”になっている。

あらゆることに意欲が湧く。もともとアイデアや理想だけ無限に抱えていた口だけ人間を卒業し、可能性に賭け"やり始める"人間になった。

人の意見を肯定的に捉えることができるようになる。被害妄想は止んだ。余裕を持って言葉の意味を咀嚼し、臆することなく自分の意見を共有する人間になった。

これは成功体験と言っていい。私自身が許可する。


減量した方法の投稿。再現性は十分あると思う。


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