具体的な目標を着手しやすくさせるにははこれを定めること「ノート術」+2
ノート術の続きです。(+1)
前回は、朝起きて最初に書くべき目標設定に付いて説明しました。毎朝3つのWOOPを書いていくと、1日をコントロールしやすくなります。
今回は、その3つのWOOPに追加する情報、「質問型アクション」について説明します。
だれが、いつ、どこで、なにをやるかを記載する
3つのwoopを書き終わったら、次は質問型アクションを書いていきます。質問型アクションとは、自分がこれから行うタスクの5w1hを質問形式で書き留める手法です。
たとえば、3つのタスクの1つに「企画書Aを作成して上司にOKをもらう」があったとしましょう。これを質問型に落とし込むのであれば、
「高安」は、「10時から12時」まで、「会社のデスク」で、「企画書Aの作成」を行うか?
このように書き出していきます。
フローにするとこんな感じ。
1.だれがそのタスクを行うのか?
2.何時から何時までやるのか?
3.どこで行うのか?
4.具体的にどんなタスクをやるのか?
質問型アクションが使える理由
この記録法は、パレオな男の「ヤバイ集中力」を参考にしています。質問型アクションは、初めて使うときに違和感を感じる記録法です。というのも、タスクを自分に問いかける意味がわかりませんし、書くのもめんどうだからです。
ただし何度か書いてみるとわかるんですけど、5w1hだけを明確にするだけでもタスクの先延ばしが減っていくのがわかります。明確に日時と場所が決まっているので、実行意図が自然と設定されるのです。実行意図とは、「夕食を食べたらお風呂へ入ろう」のようなAをやったらBをやると決めておく手法です。
時間と場所が明確に決まっていると、その意図に身体が合わせようとしている感覚が得られるはずです。要するに、そのタスクが自分ごと化されるのです。
もう1つ大事なのが、自分に問いかける形式であることです。「ヤバイ集中力」いわく、宣言するよりも問いかけるほうが、行動を変化させやすいそうなんですな。
言われてみれば心当たりがあって、「5キロ痩せるぞ!」と宣言するよりも、「5キロ痩せられるだろうか?」と考えたほうが、行動を変えるための行動がやりやすいですよね。
使ってみよう
質問型アクションは、3つのwoopのタスクだけでなく、どんなタスクでも応用の効くアクションです。小さいタスクでも、場所と時間さえ決めておけば、タスクを先延ばす心配も消えて前進感が得やすくなって良いんじゃないでしょうか。
手軽にできるTipsなんでぜひ使ってみてください。
PDFも置いて起きます〜。
読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。