自分の枠を外すと得られる快感
クレヨンとスケッチブックを買い、描く瞑想なるものを始めた。
絵を描く時はマインドフルネスで、何も考えず、ただただ色を愛でるのが心地よい。
「この色を重ねたい」
「ここに描いたらいい感じになる」
と言葉や思考になる前に、自分の感覚に従って手が動く。
でも途中で「何だこの作品は、美しくない、もっとイケてる絵を描きたい」という、美しく描こうとする思考や善悪のジャッジが入ってきたりもする。
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私はすぐに枠に囚われる。
すぐに白黒つけたがり、偶然や曖昧なものが苦手で、決めて動きたいタイプ。
だから息苦しくなったりもする。
絵を描きながら、そんな不器用なところがあるな〜と思い浮かべたり。
そして自分を慰めて、枠を広げる為に捉え直す。
「美しい絵を描くためなら頭を使って描いたらいいし、創る過程を楽しむのであれば自分の感覚に従ってやっても良い。」
「その結果、変な作品になっても良いんじゃない?」
そうやって少しずつ、自分の枠に気付き解放していくことで、新しい視点が出たり、作品に繋がったりするから快感。
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この感覚、香りで好きな香りの幅が広がるのと似ている。
以前はやや抵抗のある香りだったもの…
例えば「ココナッツはギャル男がつけていて、品がない香りがする」と思っていたし、好きではなかった。
でも何度かいろんなココナッツの香りを試したり、香水がつくられた背景を知って行く中で、だんだんと好きになることがある。
それで買ったのがトムフォードのソレイユブラン。
あんなに嫌煙していたココナッツを受け入れられるようになり、私の枠が外れて、運命の香りに出会えたりもする。
こうやってアートも香水も、自分の枠に気づいて解放していくと、どんどん世界が広がり、好きなものに出会えたり、苦しさから自由になったりできる。
またこの記事のように自分の思っていることを目的もなくただただ書いて、世の中に出すのも自分にとってはチャレンジング。
常に枠にハマりがちなので、気ままに文章を書いていきたいと思う。
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