【つの版】「忍者と極道」感想・第102話
ドーモ、三宅つのです。隔週で月曜昼のタイムラインを騒がせる漫画『忍者と極道』の感想置き場です。面白いので一読をおすすめします。
前回はここです。
当然ネタバレばかりですのでお気をつけ下さい。Twitterに流れる様々な感想ツイートを貼り付けたりもします。スクショ入りのを貼ることもありますが控え目にします。詳細はご自分の目でお確かめ下さい。問題があれば爆破します。覚悟はいいですか? では、お手元のテキストをお開き下さい。
◆医◆
◆神◆
第102話 千ノナイフガ胸ヲ刺ス
全て受け入れ燃え尽きて、灰になるまで抱き合おうよ。
救済になれるなら
叛巻と嫌慈の過去とは……僻地医療!都会に比べて貧しき設備と薬剤、24時間365日休息なき重労働……それでも善良な彼らは生命を削って尽くし続ける!村の人々の救済になれるなら、つらくはない!つらくなど――
つらいのは 救済えぬこと
僻地医療の、善意の、魂の限界!たった二人で流行病に立ち向かうことは、いかに彼らでも、たとえスーパードクターでも無理!それだけならまだしも、ここは治安最悪の忍極ワールド!さらなる悲劇が!
診療所への落書き、備品破壊などの嫌がらせ、そして放火!心の余裕を失い、愚かで我儘な極道族と化した村人が二人を襲う!善良に尽くし過ぎたことが仇となり、親族を失った怒りの矛先が医療従事者へ!全くもって現実に、世界中で起きていたこと……!
もう嫌だ!嫌慈はついに心折れ、叛巻とともに燃え盛る村から逃げ出した!彼らが放火したわけではないが、状況的にはそうなってしまう……救済うことを放棄し、逃げ、表社会に居場所がなくなった彼らに忍び寄るのは……!
怪獣医・孔富!麻薬によって心を救済うとうそぶく極道医者!心折れ砕け壊れた二人を救済うため、手を差し伸べる……それは所詮は救済に非ず、悪魔との契約、殺人カルトへの道、ダメゼッタイの誘惑なのだが……!
地獄の解像度が上がった!
医者の不養生はだめ。
救済おう 生命の限り…!
彼らは善良で、純粋だった……ただその方向性が捻じ曲げられ、誤った救済と理解しつつ、真面目に大量殺人を行ってしまっているだけで……迷惑!省みよ、お前は今、生命を賭けて何と戦っているのか!
天罰覿面!医神アスクレピオスを撃ったゼウスの雷霆の如く、右龍の裁きの雷が、外道に堕ちた叛巻を撃つ!嫌慈の生首もろともに粉砕し、灰燼とする!二人はしたことへの報いを受け、罪は裁かれ、救済われたのだ……!ナムアミダブツ!おお……ナムアミダブツ!
救済に包まれてあれ……。そして残る極道医は二人、八極道の孔富と腹心の艶道!手練れの忍者といえど酩酊&盲目の激烈弱体化状態では防戦一方!その時、救済の手が!
ゴウランガ!右龍がゲットした解毒剤、ボツリヌス症抗血清のエントリーだ!麻薬水デバフはさておき、これで盲目デバフは解除可能!待て次回!
NEXT EPISODE
君は完璧で究極のゲッター、ではない。
おまけ
祝福ェ~!
【以上です】
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