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◆気がついたらスキをつけていた記事まとめ197◆

 おれだ。溜まったのでやる。気がついたら7月に入り完全に梅雨だ。実際蒸し暑くて体調を崩しやすく、食中毒や疫病も起こりやすい。端午の節句や夏越の大祓、茅の輪くぐり、祇園祭がこの頃に行われるのもむべなるかな。今年もワグナスに呼びかけて梅酒や梅ジャムや梅シロップを作ったりしろ。なんかロマサガ2やベルばら、らんまやレイアースがリメイクされたりするそうだが、今年は本当に令和なのだろうか。平安時代かも知れない。

 前回はここだ。


◆食◆

一発目。イート・オア・ダイ!

 2ヶ月前に突如出現して反響を巻き起こしているあのマンガ、『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』についてのPROの感想だ。『邦キチ』の作者だけにしっかり分析されて要点がうまくまとめられており、キャッチーなパワーワードもあって面白い。単に読者を笑わせるだけではなく(それはそれですごいのだが)、恐怖と自省をもたらして読み込ませ、時に模倣行動さえ起こさせる作品はただごとではなかろう。編集部も妙にフットワークが軽く、隔月だったのが月イチになり、「次にくるマンガ」の投票締め切りに合わせて早めにweb連載を行ったりしている。次に至れ!もちづきさん。

◆味◆

二発目(二連発)。インド人も吃驚びっくり

 外来の洋食ながら日本の国民食となっている「カレー」の起源・伝来についての考察だ。例の漫画で流布されたように「カレー粉はイギリスで生まれた」わけではなく、実はインドで生まれていた。「インド総督が初めてイギリスにカレー/カレー粉をもたらした」わけでもない。こうした誤情報の根本と伝播過程をたどり、実際の歴史を調査していくのはエキサイティングだ。

◆返◆

三発目。ニンジャドネーター

 ダイハードテイルズ公式がしばしば行っている「季節性ドネート」というイベントの返信メッセージまとめだ。note上にはいくつかあり、おれも222の日に合わせてやるようになった。やるといい。先月と今月は公式が忙しくてやらなかったが、8月にはまたなんかあるかも知れない。備えよう。

◆副◆

四発目。サブリミナル・サブキャラクター

 創作における「サブヒロイン/サブキャラクター」は何故人気キャラとなり得るかについて、軽戦車の発展とともに考察する記事だ。XTwitter上でも同様にサブカルとミリタリーを結びつけて書いている人のようだ。確かにサブキャラはメインを食いやすく、時に人気を上回る。有名な例では『うる星やつら』のラムで、あまりに人気が高かったため一話限りのサブキャラからメインヒロインに昇格してしまった。三宅しのぶはサブキャラに降格されたが、それゆえにかえって根強いファンがいる。別に百合にはならないが、ラムと合体して除夜の鐘をついたりしてたな。

◆牙◆

五発目。我ひたぶるに力比べせむ

 皆様御存知の格闘漫画シリーズの、対相撲編『バキ道』についての考察記事だ。ネタバレそのものなので原作を読んでから読むべきだが、タイトルのように「殺すか、殺さないか」というテーマについて深く踏み込んでいる。命を奪わなくても、ルールや倫理を破り敬意がなければ、犯罪者で悪人だ。なぜルールや倫理があり、勝敗に優先して守らねばならないのか。守るとどうなり、破るとどうなっていくのか。……ラブ、リスペクト、ラブだ。

◆鬼◆

六発目(二連発)。酒天☆大聖

 このところ日本刀にかこつけて酒天童子(酒呑童子)について調べているのだが、すでに多くの先行研究があり、だいたいここに書かれていた。当の平安時代にはどこにも記録されていないのだが、なぜあの時代に伝説が出現したのか。京都の鬼門の比叡山や伊吹山にもいたとされるが、なぜ大江山で退治されたのか。遡っていくと八岐大蛇ばかりかチャイナに渡り、斉天大聖孫悟空ともルーツを同じくするっぽいのだ。酒呑童子はサルだったのか?

◆鬼◆

◆鬼◆

 今回は以上だ。また溜まったらやる。

【以上です】

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