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犯罪を防ぐチョコがあるそうです

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今日はバレンタインから少し遅れましたが、少し変わったチョコの話をしたいと思います。
私は知らなかったのですが、メゾンカカオという創業6年のチョコレートブランドがコロナ禍でも前年比700%という好調で推移しているそうです。
人気の理由はコロンビアのカカオ100%で作られた濃厚でチョコ嫌いでも食べれる美味しさだからだそうです。

私はこのチョコが美味しいだけでなく、コロンビアの犯罪を減らしている側面もあると知り、興味深かったので記事にしました。

■チョコが犯罪を減らす理由

チョコが犯罪を減らすとはどういうことかというと、チョコの原材料になるカカオを育てているコロンビアの農園に経済的な安定をもたらすことで、経済の困窮からコカイン栽培に手を出す農園を減らすことができるそうです。
以前、コーヒー農園の話でも出しましたが、コーヒーやカカオは生産者に十分なお金が落ちていないことが多い上に、栽培が大変なため、儲けが出る麻薬の栽培に手を染める人たちが出てくるという問題があります。
メゾンカカオでは、2000以上の農園と契約することで、コロンビアの街全体の治安も良くできているそうです。
また、その地域の子供達の学校を作ったりすることで、教育を受ける機会も生み出しています。

■まとめ

チョコが犯罪を減らすという構図はコーヒーの世界とも非常によく似ていました。
コーヒーでも、フェアトレードと言って生産者にきちんとお金が渡るという仕組みがあるものの、一部の有名農園を除いて、十分な収入がないことが現状です。
コロンビアではコーヒー1杯のコーヒー豆を生産しても約0.02ドルしか生産者に入らないそうです。
生産者を救えなければ、コーヒーを生産する農園が減ってしまいます。
こういった課題の解決も、今後注目されていくと思います。



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