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目の前を30cmほどの小人が歩いていた(自伝⑧)
1.自殺願望から宗教へ
青年期ごろより、「人間死んだらどうなるのか」?とか、「何のためにこんなに面倒くさい人生があるのか?」といったことに関心が向いてきた。
大学時代は授業をさぼっては図書館でよく本を読んでいた。
特に太宰治の「人間失格」などを好んで読み、自殺願望があった。
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しかし、その後丹波哲郎の霊界の本に出会い
自殺するとどうやら地獄に落ちるらしいと知り困った覚えがある。
![](https://assets.st-note.com/img/1716617693143-a7qPT5KB5C.jpg)
それでこの生きづらさを解消しようと宗教やスピリチュアル、超能力などにハマっていった。
統一教会、コスモメイト、西野流呼吸法、,TM瞑想、速読、記憶術、
密教の修行などを経て
総決算ともいえるような私の人生に極めて大きな影響をおよぼした人物と出会った。
彼女は宗教家であるとともに著述家であり並外れた超能力者でもあった。
2.尋常でない能力
この先生(以下先生と呼ぶ)の能力はざっと上げてみると
専門の研究者に伍しても遜色ない学識(特に宗教以外にも医学・芸術・経営・教育・作家etc)
医者以上の医学知識で会員の手術を手伝う(手術中に先生の小人が現れ手術を手伝う)
手かざしで病気を治す
相手の心を完全に読む(本人曰く、相手の胸のあたりの魂をよむ、テレパシー能力)
講演後にはゲストを登壇させ、本人も忘れていたようなプライベートな、その人の人生を左右するような出来事が紹介され、その意味するところが紹介される。
中には、仏陀やキリストの時代の前世にさかのぼり、当時の言語が飛び出すこともある。
講演後に1時間ほどかけて会場の通路を歩きながら出会う人出会う人ごとにプライベートな話題を対話しながら退出(「やっと来れましたねえ!」「手術大変だったでしょう!」などなど)
自身がイタコ役になり、生前の故人さながらの口調で遺族と話し、無念の内に亡くなった故人との和解を果たすという本当の供養業を営む。
複数の証言から一度に2000人ぐらいの会員とのコミュニケーションができると言われる。
などなど
3.私が実際に体験した不思議なこと
タクシーを運転して浅草のバンダイ本社の前で信号待ちしていた時、横断歩道を渡ってきた三人のサラリーマンが乗り込んできた。
信号の変わりっぱな発信した時、不意に左から人が飛び出しバンパーの上をゴロリと転がり反対側に落ちた。
高校生と思しき女の子はすぐにもと来た方に戻り路上に座り込んでいる。
あわててお客たちと彼女の方へ向かう途中、前方を小人のようなものが歩いている。どうも先生っぽい。
『あれ! 何で!』」と内心思いいつつ「大丈夫よ!」と先生が言っているような気がした。
うずくまる女の子に駆け寄り「大丈夫ですか!」と言うと、女の子は顔を上げ「私が勝手に飛び出したからいいんです!」と言うなり走り去ってしまった。
また、こんなこともあった。
義母の葬式の時、ふと、祭壇の正面を見ると、少し宙に浮いたように白装束の先生が立っているではないか!後で知ったことだが、葬式では先生は決まって白い服を着るそうだ。
近所の会員の人は以前、先生の背後にまぶしいオーラが現れ、その日以来営業の仕事の行く先々で、本当に会う人会う人が懐かしくて抱きしめたくなるほどの気持ちになり、親密な商談ができ売り上げが倍増したという。しかしこの現象は1ケ月ほど続いたが、その後はまたもとに戻ったとのこと。
この先生との出会いで私の世界観は大きく変化した。
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