大企業に入ると幸せ?

昨日、半年ぶりにサークルの友人と会いました。就活真っ盛りのこの時期なので、まあ当然のごとく就活の話になりました。

友人は三人いたのですが、そのうちの二人は大手企業のみを志望していました。

理由を聞くと、ホワイト・安定・定時で帰れる・年収が高い

とのことでした。別にかみつくつもりもなく、反論するわけでもないのですが、自分のやりたいことよりも先に福利厚生のこととか組織の安定性を優先していて、なんだかすごく悲しくなりました。

福利厚生はもちろん大切なのですが、それをモチベーションに会社に入ると、仕事内容に対して100の気持ちで顧客のために頑張れるのだろうか・・・と思います。

なぜなら、自分に対する○○万円稼ぐぞー!といったような目標と会社の○○の問題を自社のサービスで解決するぞー!という目標は重なり合わないからです。

ずっと平行線だから、長年仕事をやっていると毎日仕事をやりたくないなあとか会社のために全く頑張れないといった状態になるのかなあと思いました。

さらに、大企業の安定性なんて誰が保証しているのでしょうか?

あのAmazonですら、100年後にはないだろうと社長自らが明言しています。これから100年以上続く会社なんてそうそうないし、あったとしても成長はしないだろうと思います。

1921年→2021年と2021年→2121年では進歩の度合いが全く違うことは誰にも分ることなのに、組織に依存することで自分の安定性を確保することは日本人の性なのでしょうか?

最後に信じることができるのは、これまで自分の力でスキルや人脈をつけてきた自分自身であることは、コロナ禍でかなり証明されています。

実際に、自分に力がある人はどんどんと新しいことを始めているし本当に人生を楽しんでるような感じがします。

「風の時代」とも言われていますが、個人が真に自由な時代で私たちは何をするのかが試されています。

人類は自由を求めて戦ってきたけれど、いざ手にすると自由が私たちを苦しめ、結局組織という不自由な箱の中にとどまり、またその中で不満を言う。

皮肉なことだけど、人間は自分で何かを考えるよりも与えられて何かをこなすことの方がずいぶん楽に生きられるのかもしれないですね。。。

深いのか深くないのか。。。

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