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『X-BORDER KOZA』のある街 ~コザで交わる「マチ」「ミチ」「メシ」~

テーマ④:「メシ」

こんにちは!働く人のリアルな姿にフォーカスしたコンテンツを発信する『X-BORDER』(クロスボーダー)です。

私たちが活動するオープンイノベーション拠点「X-BORDER KOZA」がある沖縄県沖縄市の中心街「コザ」の魅力を発信してきたこの連載。
「マチ」「ミチ」と続けてきた流れを受け、最終回となる今回は「メシ」をピックアップします。

食の宝庫として既に多くの人に知れ渡っている沖縄ですが、コザの街にはさらにディープなグルメが密かに眠っています。
今回は、地元の人に親しまれてきたローカルフードからこれから流行りそうなグルメまで、コザの「ご当地メシ」を厳選してお届けします!

▼第3回目の内容はこちら。



【沖縄ちゃんぽん】"汁なし、麵なし”がデフォルトのご当地メシ

平皿に盛られるのも「沖縄ちゃんぽん」の特徴の1つ

「ちゃんぽん」と言われると、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
おそらく多くの人が長崎名物の麺料理をイメージするかと思います。

ただ、ご当地料理である「沖縄ちゃんぽん」は長崎ちゃんぽんとは一味違います。

沖縄料理でお馴染みのコンビーフをはじめ、ゴーヤや玉ねぎ、ニンジンなどの野菜を卵でとじて炒めた具材が特徴的。
ボリューミーな具はご飯の上に盛るため、実は麺を全く使わないのが長崎ちゃんぽんとの最大の違いです。

X-BORDER KOZAにほど近い中央パークアベニューの一角にある「大衆食堂 ミッキー」は、そんな沖縄ちゃんぽんが味わえる庶民的なお店です。
壁に記されたメニュー表には定食や一品料理など沖縄の家庭料理がズラリと並び、どれにしようかと思わず悩みそうになります。

ミッキーでは沖縄ちゃんぽんなど一部の料理で特製ソースが添えられ、さらにアクセントの効いた味わいを堪能できます。
店を切り盛りする女将さんと常連のお客さんとのやり取りから生み出される雰囲気を含め、「コザらしさ」を感じられるお店の1つです。

店先に掲げたインパクトのある「大衆食堂」ののれんが目印

▼店舗情報


【骨汁】迫力で圧倒のガッツリ系スープ料理

骨付き肉のほかに島豆腐やレタスなどの具材も豊富な「骨汁」

沖縄グルメの代表格として、沖縄そばを挙げる方は多いかと思います。
県内各地で味わえる料理の1つですが、一部の沖縄そば店ではさらにディープな料理があります。

それが「骨汁」です。

最大の特徴は、何と言っても器から溢れそうになるほど盛られたインパクト大な豚の骨付き肉。
ホロホロに煮込まれた肉は、一般的に沖縄そばの出汁を取る時に使ったものを生かして作られているそうです。
箸でほぐしながら食べ進めると、捨て皿にはいつの間にか骨の山がうず高く積まれます。

幹線道路である国道330号線から一歩入った「宮古そば 愛」も、ダイナミックな骨汁を味わえるお店の1つです。
居酒屋などの飲食店が立ち並ぶエリアにあり、夕方から夜にかけて営業しています。
骨汁以外にもソーキそばやテビチそばなどもあり、お腹に余裕があれば「締めの一杯」としても試してみる価値がありそうです。

飲食店が立ち並ぶ一角にあるお店はシーサーが出迎える

▼店舗情報


【惣菜】沖縄の人々の胃袋を満たすボリューミーな品々

ポークたまごやジューシー(炊き込みご飯)など沖縄ならではのおにぎりも売られている

沖縄本島を巡っていると、看板に「弁当」「そうざい」と記されたお店を数多く目にします。
ローカルな佇まいで長らく営んできた店が多く、早朝営業、夜間営業、24時間営業など営業時間はお店によってさまざまです。

コザ市場の中にある「上原商店」も沖縄らしい品々が揃うお店の1つです。
入り口そばのテーブル台には手づくりの弁当やおにぎり、揚げ物などが並び、朝早くから地元の人を中心に出入りする姿からも「沖縄の総菜屋」を感じられます。
レトロ感漂うお店は炒め物やカレー、麺類などを提供する定食屋としても営業しており、アットホームな雰囲気を味わいたい人におススメです。

昔ながらの雰囲気が残るゴヤ市場に店舗を構える

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【かぼ天】外見はサーターアンダギー、その中身は?

こぶし程の大きさの「かぼ天」は次々と食べてしまいそうになるほどクセになりそうな味

沖縄を代表するお菓子の1つとして知られているサーターアンダギー。
揚げることで生じる割れ目とチューリップの花のような形が特徴的ですが、コザではひと味違ったものが味わえます。

動物園やミュージアムなどを併設した観光施設である「沖縄こどもの国」から車で数分の場所にある「かぼ天の店 なかそね」は、店名の通り「かぼ天」を売りとするお店です。

かぼ天の名前は、素材にかぼちゃを使っていることに由来します。
外見はサーターアンダギーそのものですが、練り込まれたかぼちゃによって中身はほんのりと黄色いのが特徴です。

袋詰めされて売られているかぼ天は、外はサクサクで中はふんわりとした食感で、サーターアンダギー独特の脂っぽさを感じさせません。
朝早くから営業していますが、お店の方に聞くとお昼前に売り切れになることもあるのだとか。
住宅の軒先で売られるこのお店でしか買えないユニークなお菓子は、コザに訪れた際に是非とも立ち寄って欲しいオススメの一品です。

通りから少し奥に入ったところに見える看板が目印

▼店舗情報


【ポキ丼】南国情緒を感じさせるコザのニューウェーブ

ソースや具を自分で選べるポキ丼はテイクアウトも可能

ここまで伝統的なローカルフードを中心に紹介してきましたが、最後は新たな名物となりそうなグルメをピックアップします。

中央パークアベニュー沿いにあるコミュニティラジオ局のFMコザ。
ガラス張りの公開スタジオに併設する「Fiseherman's POKE 純 TSUNA」は、ハワイアンフードのポキをアレンジした「ポキ丼」が味わえます。

ちなみに「ポキ」とは、魚の切り身を調味料や香味野菜などで和えたもの。
このお店では、オーナーが釣ったマグロの切り身を醤油や塩、ピリ辛ソースなどで和えたメニューを展開しています。
アボカドや海ぶどうなどのトッピングも合わせて注文すると、カラフルな色合いに。
気候が近い沖縄とハワイだけに、エキゾチックで雰囲気を感じたい時にピッタリです。

アーケードにある店舗は夜はバーとして営業している

▼店舗情報


【まとめ】やはりコザはグルメの宝庫だった

今回、実際にそれぞれのお店に足を運んでこの内容をまとめましたが、グルメにおいても事前の想像を超えてコザの街のディープさを体感しました。
観光地ではなかなかお目にかかれない「本当のご当地メシ」が、この街には宝の山のように眠っています。

そんなコザには、私たちが活動する「X-BORDER KOZA」があります。
「挑戦者が集まる街」として近年はスタートアップを中心に集積が進み、互いに刺激しあいながらビジネスの新たな生態系が築かれようとしています。

私たちX-BORDERチームも、この拠点からビジネスの新たな鉱脈を掘り起こすため日々試行錯誤してもがきながらも歩みを続けています。
コザにお越しの際は是非、私たちの拠点に一度足を向けてみてください。
いつでもウェルカムですので、皆さんとお会いできることを楽しみにお待ちしております!

【X-BORDER KOZAの住所はこちら】


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