ポジティブな人って、どんな人?
先日、会社で中途採用を強化するためのインタビューをしていました。
その時に、「どんな人に来てほしいは?」という話の中で「ポジティブな人が良いよね」と何気なく言ったのですが、ふと、ポジティブな人ってどんな人なんだろうな、と。
よく言われるポジティブな人
すぐに思いつくのは
・前向きな人
・肯定的な人
・楽観的な人
・根明(ネアカ)な人
こんなところでしょうか。
じゃあ、例えば、就職活動中の学生が入りたいと思っている会社が「当社はポジティブな人を求めています!」と言われて、それを聞いて急に前向きになったり、楽観的になれば良いのか?というと、それはちょっと違う気がするのです。
だったら、ポジティブな人ってどんな人?
仕事をしていれば、うまく行かなかったり、自分が思っているのと違う意見が出たり色々なことが起きます。
そういう時に悲観しないで「大丈夫大丈夫、なんとかなるさ」というのも大事だと思うのですが、もっと大事なのは「事実をそのままに受け止めて、必要以上に卑屈にならず落ち込まない」なのかなあ、と。
それってどういうことなんだろうと考えたら、一言で言えば「素直さ」ってことなんではないでしょうか。
人間誰でも、うまくいかなかったときに、言い訳をしたり取り繕いたくなるものだし、自分よりいいアイデアを見た時に「すごいね」といえずに否定してしまったり、斜に構えたりすることもあります。
ひねくれたりすねたりというのは、自己防衛本能の一種なのかもしれませんし、誰しも構ってほしいものです。
どうして素直さが大切なのか
どんどんテレワークの機会が増えて、文字でのやりとりをすることもぐっと増えました。
そんな中で、いちいちうがった見方をしたり、つまらない小さなプライドにこだわったコミュニケーションをしているとどうなるでしょうか。
だんだん、周りからは、「(あの人、なーんか、やりにくい人だなあ・・・あんまり関わらないでおこう)」となる気がします。
ただ何も考えずに鵜呑みにするということではなく、こういうオススメの本があると言われたら読んでみる、こういうデータが欲しいと言われれば作ってみる、面白そうな情報が共有されたら共感のリアクションを送る。
自分が最初に感じた感情の通りに動いてみる。
1つ1つは大したことではなくても、まっすぐそのままにアクションすること。特に年をとるほどに、これって簡単なようで意外と難しいのではないでしょうか。
つまり・・・、ポジティブというのは、「まっすぐ」「正直」「等身大」であり、一言でまとめると「素直さ」に行き着きました。
もし、これであれば、どういう性格であったとしても、何歳になっても、誰でもやれるものではないでしょうか。
おしまい。
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