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写真で二言三言【金沢編】

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思っていた以上に【金沢編】の記事が多くなってしまったので本編の『写真で一言二言』と切り離して別冊といたしました。
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2023年9月の記事一覧

ついに金沢徘徊も本格的に。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 noteでは何度も触れているが、現在カメラで写真を撮ることにハマっていられるのも、金沢の街並みにハマったことがきっかけである。 長田のマンションから彦三の職場まで行きは金石街道を真っ直ぐ武蔵ヶ辻へ向かうバスに乗って通勤し、帰りは彦三から長田まで歩いて帰ることが、着任時の2014年7月が終わる頃には早くもルーティンとなっていた。 当初はバスのルート

常にその物量に圧倒される近江町市場の海鮮ネタ。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 2年間の出向生活でラッキーだったのは職場の立地である。 なにせ徒歩3分程度のところに近江町市場があったのである。 すでに当時から近江町市場は金沢市民の台所であると共に、というかすでにどちらかというとジモティよりも観光客向けの印象が大きかったが、それにしてもまだ北陸新幹線開通前のころは、観光客一辺倒といったことも無くまだまだ良心的なマーケットであった

妻を連れて初めて入った『いたる』の居酒屋飯。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢生活の振り返りとは関係ないことだが、昨年12月から突然禁煙生活に入った。 昨年の秋口くらいからどうも喘息のような咳が出るようになり、レントゲンからCTからいろいろと胸回りの検査をしたところ、どうやら左肺の先っちょの方が肺気腫になって潰れていると診断され、今すぐどうこうなワケでは無いがこのまま煙草を吸い続けると老後は呼吸器のボンベを転がしながら歩

ソースカツ丼といえば福井ヨーロッパ軒!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 社員を『人財』というような会社を信用してはならない。 我が社もいつの頃からかキックオフ等で必ず『人財』というキーワードを使用するようになったが、そんな社員を大切に扱うと宣言している会社の命令によって出向した先の任務は、出向前に聞いていた業務内容とはかけ離れすぎるくらいのモノであった。 ということで、当初は公共分野の営業部長と聞いて赴任してきたモノ

魚ゴロゴロにもほどがある魚菜屋さんの煮魚定食。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 せっかくなので、前回に引き続き今回も金沢駅構内にある『魚菜屋』の話で或る。 2014年9月のあたりは、職場近辺の近江町市場や通勤ルートで或る金石街道沿いの他に新たなお店を開拓することに積極的になりだした頃合いで、とにかく旨い魚料理はどこだ!? とわたしにしては珍しく貪欲にあちこちのお店をトライして回り始めた時期でもある。 そんな中で先ずご紹介した

金沢生活初期にハマった金沢駅の魚菜屋さん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 2014年7月から始まった金沢生活も3ヶ月目に突入した2014年の9月頃。 以前からこの傾向は感じてはいたのだが、わたしという人間にはかなり環境適応能力に長けているらしい。 すっかり『金沢』という街にも生活にも溶け込んで、とにかく食への探究心が先走り始めた頃合いで或る。 なかでもこの時期にハマっていたのが金沢駅構内のレストラン街にあった『魚菜屋』

8番らーめんでジモティが食すのは唐麵??

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 ここでは何度も触れている石川県民のソウルフード『8番らーめん』。 その3代にわたりDNAに刻み込まれた壮大な『舌の記憶』形成戦略は以前のnoteを参照していただきたい。 金沢に来て、らーめん好きなわたしとしては当然ジモティがよく食べるらーめんをヒヤリングして、その結果8番らーめんに至るわけだが、我が家の斜め前に大きな8番らーめんの店舗があったとい

金沢時代の普段使い焼肉はアル・プラザ金沢の焼肉蔵さん!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢生活2ヶ月。いまだに引っ越してから2ヶ月間のネタしか消化し切れていないこの金沢シリーズ。 この2ヶ月の間だけでもわたし自身は日本海の恵みを充分過ぎるほど堪能してきたワケではあるが、我が家ではいつの頃からかわたしは魚食、うちの妻は肉食とその食に対する傾向が明らかになっていた。 わたしもまだ40代前半くらいまではどんな肉の脂でもお腹を壊すことなく

金沢での美容院事情。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 独りっ子であるせいか、でも人見知りなワケでもないはずなのだが、おそらく本来人見知りであるのにそれを周囲に感づかれないように我慢して振る舞っていたからなのだと思うが、そんな面倒くさい性格の持ち主だったので、お店の人と仲良くなると他のお店には行かないという癖がある。 髪を切ってもらうということに関しては特にその傾向が強く、幼少の頃から色気づくまでは近

引越初年度の夏休みは能登周遊!

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢に引っ越してきて、ちょっと市外へ足を伸ばしたのは、加賀市の九谷満月へ行ったくらいで、とにかく金沢市内を把握するのでいっぱいいっぱいだった我が家であったが、引越&各種手続きで年休消化はさせてもらったモノの、多少の夏休み感は味わいたいよね? と、引越初年度の夏休みは金沢駅前からバスで能登周遊が出来るツアーに出かけたのである。 自家用車があれば能登

一見不可解、言われてみればなるほどなサイン。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 夏になると思い出す。金沢市内の中橋に在った『きふじん』。 先日も触れたばかりだが、関東風でも関西風でもなく開きは関東風、焼き方は関西風のハイブリッドうなぎをいただけた鰻屋さんである。 残念ながら都内だとなかなか関西風のうなぎをいただけるお店が少ないので、ついつい夏にうなぎを食べているといまだにこのきふじんさんのうなぎの蒲焼きを思い出してしまうのだ

帰宅路に見つけたほくそ笑みポイント。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 朝は我が家の前のバス停からバスに乗り職場に向かうモノの、仕事帰りは彦三の職場から長田の我が家までブラブラと歩いて帰るということに歓びを見いだし始めた2014年の8月。 それまでの人生では徒歩で移動するなんてことはあり得ないほど、公共交通機関に頼りできるだけ歩かない人生を歩んできたのだが、金沢で生活するようになっていきなり『散歩』というモノに興味を

なにげに難儀な蕎麦事情。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』 金沢の食事情には都内で暮らしていたとき以上に満足していた。 引越後二ヶ月もしないうちに夫婦共々日々の食生活には満足していたのだが、ある日突然気付いてしまったのである。 『そばがいまいちじゃね?』 そうなのだ。これだけ肉にしろ魚にしろ、お店での食事やスーパーの食材どれを取っても都内に比べて食のクオリティは高いし、コスパはいいし、これ以上なにが不満