見出し画像

魚ゴロゴロにもほどがある魚菜屋さんの煮魚定食。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

せっかくなので、前回に引き続き今回も金沢駅構内にある『魚菜屋』の話で或る。
2014年9月のあたりは、職場近辺の近江町市場や通勤ルートで或る金石街道沿いの他に新たなお店を開拓することに積極的になりだした頃合いで、とにかく旨い魚料理はどこだ!?
とわたしにしては珍しく貪欲にあちこちのお店をトライして回り始めた時期でもある。

そんな中で先ずご紹介したのが前回の『魚菜屋』であるが、こちらではとにかく定食にハマったのである。
前回の『天ぷらとお刺身の定食』などはまだまだ普通なメニューの方であり、その後たびたび通うようになり、片っ端から定食メニューを御賞味して廻ったのだが、中でもいまだに記憶に残っているのが今回の『能登直送七尾の煮魚定食』である。

定食の名前に『天ぷら』も『お刺身』も書かれていないのに小鉢のように出てくるところがまずは金沢定食の懐の深さで或る。
さらに主菜の『能登直送七尾の煮魚』!?
このただブツ切りにして一緒くたに煮詰められた魚の数々。あまりにも暴力的なそのビジュアルに、配膳された際に思わず引いてしまったが、この煮魚一つ一つがたまらなく美味しく、こんな定食都内では絶対味わえないよなぁ〜とほくそ笑みながら食べ進めたのである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?