見出し画像

金沢生活初期にハマった金沢駅の魚菜屋さん。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

2014年7月から始まった金沢生活も3ヶ月目に突入した2014年の9月頃。
以前からこの傾向は感じてはいたのだが、わたしという人間にはかなり環境適応能力に長けているらしい。
すっかり『金沢』という街にも生活にも溶け込んで、とにかく食への探究心が先走り始めた頃合いで或る。

なかでもこの時期にハマっていたのが金沢駅構内のレストラン街にあった『魚菜屋』である。
読んで字の如く、まさに日本海の恵みを最大限格安で提供してくれるお店で或る。

このお店の定食にはしばらくハマり続けた。
とにかく、金沢で定食というと主菜に副菜と小鉢がお盆にてんこ盛りで出てくるモノであるというコトを勉強した。
これはこの魚菜屋さんに限った話では無く、大抵の和食屋や居酒屋の定食でも小鉢塗れなのだ。
これにはかなり満足感を満たされた。

ちなみにこの写真は魚菜屋で初めていただいた『天ぷらとお刺身の定食』である。
金沢らしい小さめで様々な種類の海の幸、山の幸の天ぷらにお刺身はもちろんのこと、なぜか焼魚に小鉢と毎回箸が迷ってしまうくらいのラインナップである。

2年間このような定食になれてしまい、2016年の7月に再び都内に戻った時には、東京の定食はなんて寂しい定食なのだと思ったモノだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?