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失敗も成功も成功の元

「負けて得られるものなどないと思え」

ずいぶん前に放映されたテレビドラマの『プライド』のセリフ。アイスホッケーチームのコーチ兵藤が決戦を前に選手に言った言葉だ。


年末なので、来年どんなことをしようか考える。「どんなこと」を結果に結びつけるための流れをシミュレーションする。

作戦を立てるに当たって財産になるのは過去の経験だ。

過去の経験の何が財産になるのだろう。

成功体験をそのままやっても成功するとは限らない。同じことを同じ状況でやらなければ、成功体験に再現性はない。

「失敗は成功の元」とよく聞く。
でも失敗ばかりしていると、心が折れる。
「自分は何をしても失敗ばかりだ」という気持ちになる。

でも失敗体験には再現性がある。


これをやって失敗したという経験をおさらいしておけば、新しい試みで同じ轍を踏まないで済む。

成功体験はメンタルを作る。
失敗体験は具体の礎を作る。

やりたいことについて、さっきノートに書き連ねていた。

「勝者のメンタリティ」という言葉があるけど、強者は勝ち筋を知っているのではなく、負け筋と勝った光景を知っているのだと思う。

成功も失敗も大感謝である。
何が起こったにせよ、ぼくの財産になるのだから。

「負けて得られるものなどないと思え」

このセリフには前段がある。

「人間は弱い生き物だ。
誰もが自分に優しい言い訳を考える。
一度負ければ悔しい。
だが二度目三度目と、次第に悔しさは薄くなっていく。
精一杯やればいいと、負けてもいいことを前提に考えるからだ。
いいか、それが最後の分かれ道だ。
勝者と敗者のな。
最後の一秒まで諦めるな。
負けて得られるものなどないと思え。」


「負けても得られるものがある」
と思って挑んだ勝負で得られるものはない。ということですね。

ではではまた。


おしゃべり版もあります。
よかったら聴いてみてね。


これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!