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フェイクニュースの見分け方 著:烏賀陽 弘道

 真実に近づく為の道程を分かりやすく解説してる。フェアネスチェックやクロスチェックにGサーチ、知りたい事が明確になった時、調べる事も明確になって行く。その取材の様はライター家業を知り尽くした人にしか書けない内容だった。

 最後、陰謀論に触れているが私も陰謀論に傾倒した時期がある。そして、作品まで作った始末だ。しかし、論理の組み立ての浅薄さから、これらの類いは無視して構わないと付されている。確かにそうかもしれない。統合失調症の只中にいる時、私はピュリッツァー賞と紫綬褒章とシャルル・ド・ゴール勲章を授与されたと思い込んでた時期がある。それくらいの誉れが自分に値すると過大評価された妄想に浸っていた時期がある。巻末に付された内容を見て、そう言う類いの人は色んな所に居るんだなと思った次第だ。

 とっても視界がクリアになった。両面構造から多面的に事実に肉迫して行く道程を示して下さった。Aと言われればAなんだと短絡的にニュースに接してた自分が馬鹿らしく思える。特に報道に関しては色んな歪曲があり、専門家の意見と言うものも、何の専門家かと言う事で、甚だ事実は変わって来るのだと思い知った。

 Twitterで情報収集してる私だが、匿名の人物の垂れ込みばかりに注視してた事を反省しなければならない。こう言ってる人が居る。程度に距離を置いてこれからは観察しようと思う。

 以上

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