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リモートワーク×複業メンバーのシステム開発ではとにかくタスクの見える化する

弊社では、コロナ前からフルリモートでシステム開発をしていますが、未だに悩ましいことが多いです。

前回の記事では進捗管理の取り組みについて記載しました。

TrelloやGithubでタスクを見える化する

進捗管理する上でも重要なことが「タスクの見える化」です。普段の仕事でも誰が何をしているかはしっかりコミュニケーション取らないと分からないので、リモートワークではより一層把握しづらくなります。

そこで弊社がやったことは、TrelloやGithubでタスクを見える化する、です。

職場のホワイトボードに付箋を貼っておくようなイメージで使っています。

タスクを見える化することで、誰がどのくらいのタスクを持っているか、ぱっと見で把握できるようになります。

そもそもフルリモートでなくてもタスクは見える化すべきですが・・・
フルリモートになると誤魔化しが効かないので、リアルな場でしっかり出来ていないことが浮き彫りになってしまいます。だからこそ、リモートワークを行うタイミングでマネジメントの仕組みから見直すのが良いと思っています。

タスクを見える化すれば早めの対策が打ちやすい

タスクの見える化が良いのはそれだけでなく、「誰が忙しくて誰が手隙なのか」ということも分かる点です。

「今週はAさんにタスクが集中しているな」
「Bさんはタスク少なくて、割と時間空いてそうだな」

ということが分かるので、早めに対策が取れます。例えば、上記の場合は、Aさんが持っているタスクの一部をBさんへ振る、という対策ができます。


複業メンバーに与える副次的な効果

ここまではマネジメントする側の立場で書いてきましたが、タスクを見える化することで複業メンバーに対する副次的な効果もあります。

セルフマネジメントを促進できる、です。

以前の記事でも少し述べましたが、セルフマネジメント出来る人はかなり少数です。一方で複業を行う場合、セルフマネジメントは必須のスキルです。

なぜなら、本業と複業のバランスを取りながら時間の調整ができるのは自分しかいないからです。本業の会社も、複業の会社も、片側しか見れていないので、両側を見れるのは自分だけです。

今までにマネジメント経験がある方であればセルフマネジメントも自然と出来ると思いますが、そうでない場合、「マネジメントの基礎から一つずつちゃんとやった方がいいよ…」と思ってしまう人が多いのが事実です。

マネジメントの基礎の一つが「タスクを見える化すること」です。つまり、今自分がやるべきタスクには何があって、全量ではどのくらいのボリュームで、それらをいつまでにやるのか、です。

これを頭の中でやろうとする人が多いんですが、それは実際の案件でマネジメント経験があり、社会人としての経験もそれなりに積んでいる人がやることです。そうでない人は、ちゃんとタスクを書き出して管理したほうがよいと思います。

と言っても「何からどうすれば・・・」となりそうなので、プロジェクトとしてTrelloやGithubでタスクを見える化してしまうのがオススメです。

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