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500歳までまずは生きる

私は長生きしたい。もちろん、健康に長生きしたいし、老化も回避したい。むしろ若返りたい。だから健康オタクな側面もある。実際、今となっては、若い頃には自分のカラダのことがよくわかってなかったと感じる。なぜならば、むしろ今の方が10代、20代の頃よりも気分よく健康的に毎日を過ごすコツをつかんでいるからだ。そして、さらに言えば、成人した私のカラダは何もしなければだんだん老いていき、衰えていくとも考えられるが、そのような「老化」を回避し、いわゆる健康寿命をできる限り伸ばし、半永久的に生存したいと考えている。

今月=2024年3月は、レトロフューチャリストの代表格であるレイ・カーツワイルが「寿命脱出速度」について積極的に語ったとのニュースを読めた。以前はもっと先の予想だったと思ったのだが、2029年が分岐点であり、そこまで達者に暮らせれば500歳まで寿命を延伸可能であるという。

ニック:では、脳の中身をすべてダウンロードして、ある種の機械で表現できるようになるまで、基本的にどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

レイ:これは重要な質問です。私たちは「寿命脱出速度」(老化の速度を超える速度で寿命が伸びること)を、 今からわずか5年後の2029年までには手に入れることができるでしょう。

もしあなたが勤勉であれば、これから1年を過ごし、寿命の1年を使い果たしても、科学の進歩で約4ヶ月戻せます。 その科学の進歩は指数関数的な曲線を描いて年々加速していきますね。 2029年までに、年が経つにつれて寿命の1年を使い果たしてしまいますが、丸1年は戻ってきます。 そして2029年を過ぎると1年以上遡ることになります。

つまり、時間を逆行させることができるのです。ただ、それは無限の命を保証するものではありません。なぜなら、10歳の子どもがいたとして、その寿命を何十年として計算しても、明日死ぬかもしれないからです。

人類が500歳まで生きることも可能に
レイ・カーツワイル氏が予測する、2029年までに起こりうるブレイクスルー

もちろん、誤差はあり得る。例えばカーツワイルの予測に対して生物学者から「医学は実物を取り扱うので、情報のように加速度的には発展しない。クレイジーだ」といった批判も読んだことがある。ただ、おそらくそれも織り込み済かつ楽観的に2029年という時期を指定しているので、2029年から数年後の範囲で飛躍的な健康寿命の延伸テクノロジーが開発されることを期待したい。

もし2029年まで順調に生存できれば、私の金融資産も強気シナリオでは数億円に到達しているはずである。だから、それらも活用して、私自身や私に近しい人々に若返り医療を施し、ふかくさタウン建設の一助としたいものである。

(1,137字、2024.03.22)


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