これから　【歌詞】

思いもよらないカタチで
そのときはやってくる
窓を開けて　いつもと同じような
日々が続くと信じてた

扉が揺らめいて
反射する鏡　こぼれ落ちる思い出
ここはどこ　誰がいるの？
立ち上がることが精一杯だった

ここから逃げ出さなきゃ
かすかに聞こえる通知音は
わたしとあなたをかすかに結ぶ
シャボンの泡　息をする間もなく
わたしは沈む

世界はいつの間にか
姿を変えていたようだ
わずかに開いた窓の隙間から
あなたの姿を探してた

そこには昨日までは
わたしとあなたがいたはずで
今はもう　誰もいない場所
思い出だけが広がっていた

これからわたしたちは
どこを目指して生きていこうか
ひび割れた手のぬくもり
あの日の笑顔も泣き顔も
きっと忘れていないから

　
見えない手と手が触れ合って
これからを生きていくわたし
窓の画面を一筋なぞる
時には立ち止まり、眠り、歌い
靴を履き替え歩き出そう　再生しよう

明日はきっとそう、
今よりもっと素敵なはず
眩しいよ　溢れる光
開いた扉の隙間から
手を伸ばし翼広げて
大きく息を吸い込んだ

これからの日々に願いを込めて