マガジンのカバー画像

思いのカケラ

13
自分自身で書きためていた詩や想い、短編小説をこちらに載せています。過去の作品を載せているものもあります。
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

おかしいでしょう、笑ってよ

おかしいでしょう、笑ってよ

自分の中で気づいていたけれど
気づかないフリしてた。

気づいて無かったけど身体は理解してた。

身体って不思議ね。
自分自身というものには分からないのに。

自分自身ではわかっていたのに
自分自身一番わかっていなかった。

もっとみる
Blake Time

Blake Time

ねえねえ、身体を休めるということはいつだって出来るけれど、心は安まることは無いよね。

そうだね、安らぎたいなと思ってはいても、いつだって心と言うものは忙しくて、嫌になる。あゝ分かっているんだよ。そう心の中でいつもごちゃ混ぜなんだ。

うん、でも何かに「期待」するほどの良くできた人間じゃ無いよ?

それはそうだよ、当たりまえだ。感情的になることだって簡単なんだ、泣く事だって笑う事だって、怒ったり悲

もっとみる

欠片

いつからだろう なんて思い返しても
時間が刻々と近づいてくる 分かってる
いい加減気がついていい頃 でも今だけは
見知らぬふりしてよ 今はただ君を感じたい

聴き慣れたはず言葉なのに 新鮮で聞こえる
見慣れたはずの風景なのに 見慣れた街が眩しい
それでも時が止まったような感覚 静かな音だけが響く
君といる時だけに感じるのは なぜ?

五感さえも君に囚われた 時間が止まった気がして
手に触れたら 全

もっとみる

爪痕

まだ君が生きていた あの頃
良く呟いてた 言葉とあの眼差し幾度なく 繰り返される君の声を思い出せば
窓から聞こえてくる 雨音につられ

いつの間にか 涙が溢れた

やりたかった事が 沢山あっただろう
したかった事が 沢山思い浮かんだだろう

明日への思いが こんなにも愛しいと感じただろう
だけど 叶わず君は長い眠りについた 雨の日に

言葉に出来ないこの想いを
もっと もっと伝えれ

もっとみる