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なんちゃってナポレオンシェルフの作り方(製作過程は全文無料)

割引あり

①ナポレオンシェルフとは
ナポレオンシェルフというタイプの飾り棚をご存知でしょうか。アンティーク好きな方ならご存知かもしれませんが、フランスでナポレオン統治時代くらいに流行ったスタイルの棚です。ウォールシェルフになってることが多いです。
ヤフオクで見ていると、アンティークのものは2万円くらいします。10万円なんて高額なものも。
別にアンティークじゃなくていいやと思って探しましたが、なかなかないもので。
というわけで作ることにしました。

②材料と道具
棚なので基本は棚板と支柱と装飾があればできます。
装飾をつけるのでダボも買いました(写真では緑のパッケージの小袋に入っているもの)。東急ハンズやホームセンターで普通に売ってます。
棚板はトールペイント用の装飾板を使いました。
支柱は「ろくろ脚」と呼ばれるものです。
写真には映ってませんが、底板につける穴(φ10mm)の開いた木の球体や装飾用の木製モールドも買ってきました。

塗料はターナー色彩さんのワトコオイル。
そんなに濡れるようなところで使わないのでニスは使っていません。
濡れる心配があるところで使うならウレタンニスがいいと思います。
ツヤあり、なしあるのでそこはお好みで。
あとは木工用ボンドを少々。

使用した動画は以下です
・電動ドライバー(インパクトじゃなくて大丈夫)
・ドリルビット
・ドリル用治具(じぐ)
・ノコギリ
・やすり(紙ではなく金属製の)
・ビニールシート(マスキングシート)
・Tシャツのはぎれ
・定規
・鉛筆

 

③手順
まずは支柱の位置を決めて印をつけます。
表側は段差があって測りにくいので平らな裏側。
定規は手芸用のものなんですが、この透明なの便利で愛用しています。
棚板全てに印をつけますが、位置がずれると支柱が斜めになるので正確につけます。

ドリルで穴を開けます。
穴が斜めになると支柱も斜めになるので真っ直ぐあけたいので、治具(じぐ)を使用しました。
「ドリル 治具」とか「ドリルガイド」で検索すると出てきます。

3枚全てに穴を開けます。下2枚は貫通させますが、1番上の棚板は貫通させずに途中で止めます。
貫通させちゃいそうで怖い方は、ドリルにマスキングテープを巻くといいですよ。
いきなり10m mの穴は開けにくいので、8mmの下穴を開けてから10mmのどりるをつかいます。

仮組みしてみます。
クララが立ったー!!

装飾板を作ります。
線を引いたらなるべく真っ直ぐ切ります。
切り終わったら凸凹はやすりで整えます。

色をぬります。木目を出したいのでオイルステインを使用しました。刷毛だと塗料つきすぎてびしゃびしゃになったり、使用後のお手入れ大変なので、いらないTシャツを切ったものを使いました。

塗るとかなり雰囲気が変わります。

装飾をつけていきます。
まずはこの飾り板から。

断面にダボをさすための穴を開けます。
定規で印をつけたら断面を上にして、2×4材(ツーバイフォー)の端材で挟んで固定します。横着して手と足でなんとかしましたが、クランプで挟むと安定します。
ドリルガイドを使って直径10mmの穴を開けます。

穴にダボを差し込みます

天板にも穴を開けます。貫通しても裏側なのでそんなに見た目に響きませんが、わたしは途中で止めました。
合体したらこのパートは完了です。

脚を作ります。
木球にダボをさします。ダボがちょっと長いのでイトノコで1cmほど切断しました。
穴にはめてひっくり返したら脚完成です。

支柱を刺して行きます。
穴にそこそこたっぷり木工用ボンドを入れて。

支柱を差し込みます。
はみ出たボンドはTシャツの端切れなどで拭きます。

乾いたボンドは透明になるのでこれくらいは残っても大丈夫。

モールドを飾り板に貼り付けました。
天板の支柱の上側にも飾りのパーツを貼ります。

完成!
高さは1番上の天板が床から60cmほどで大きめです。

以下はろくろ脚や大きめプラーク、装飾部分の入手方法、加工代行(穴あけと塗装)についてです。
ご自分で探してもいいかと思いますが、めんどくさいという方は有料になりますがご覧ください。

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