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新卒コンサルタントの備忘録:現場を知らない新卒コンサルタントは、PMOで現場勘・課題設定力をつかむ

新卒コンサルの悩み・問題

2020年4月に新卒で経営コンサルタントになった私は、下記の通りとにかく現場が分からず「コンサルタント」とは名ばかりの状態。
 ・新卒だから前職の経験がない
 ・Withコロナでリモートワークになったため、顧客がどんな仕事をしているか分からない

そうなるといくら地頭やデスクトップリサーチに頼って論点と仮説を設定し、顧客をリードしようにも、的外れだったりするし自信が持てない。
(こんなのでコンサルタントと名乗っていいの?と自己卑下になる)

そのくせカッコいい戦略案件に配属希望し、新規事業企画に携わりたいという始末。
業界も現場も分からない素人に何ができるんだと、新卒3年目にもなると我ながら思ってしまう。

仕事をしていると、どうすれば一般的な業界・業務・顧客知識をキャッチアップできるのか?日々考えるようになります。

避けられやすいPMOという案件


システム開発などのPMOや、実行支援系(ほぼ高級派遣)の案件で若手はよく放り出されるが、若手は結構嫌がる。
なぜなら一般企業でもできるような事務作業・調整作業などが多く、「コンサル」らしくないから。

でも、そういった業務でも、いろんな意味でメリットになる場合がある

  • 余裕をもって業界・業務知識を習得できる

  • (そして特有の課題に当たりがつくようになる)

  • 余裕のできた時間にプロアクティブに課題解決に乗り出せる

  • (顧客にありがたがられ、営業につながっていく感覚を身に着けられる)

将来を見据えた成長機会を


新卒でコンサルに就職するような輩は、大体近道で自己成長や派手な経験をしたいと思い、戦略や企画案件をやりたがる。
しかし、そんなことを本当にさせてもらえるのは一握り。
だからこそ長期的なキャリア形成を見据えて、まずは泥臭くてもPMOや実行支援案件で業務を進めるコツや、地に足の着いた論点設定・仮説構築力を身に着けるといい気がする。

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