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日本初の写真絵本発売

6月末に写真絵本を発売することになりました。
主役の動物はホンドギツネ

「ホンドギツネ?何それ?」

と思われた方も多いと思います。いわゆるキツネです。

キツネと聞くとキタキツネが有名過ぎて、「え?キツネって北海道にしかいないんでしょ?」と思う人も多いと思います。

でもよくよく考えてもらうと、民話や昔話にたくさんキツネって登場するし、お狐様のいるお稲荷さんの総本山は京都だし、「ごんぎつね」の作者の新美南吉は愛知県半田市の出身です。

実はキツネは北海道以外にもたくさんいるのです。
そして今回のホンドギツネはそれらに登場する種類のキツネです。

キツネ目のお父さん寄り

ホンドギツネは本州以南(沖縄を除く)に広く分布しています。
また先に述べたように人の文化にたくさん登場するぐらいですから、昔から人のそばで暮らしています。

ですが、多くの人はその姿を見たことがないのでは?

それは彼らの多くが用心深く、臆病な性格だからです。
人の姿を見つけると200mぐらい先でも、あっという間に逃げてしまう個体もいます。だから身近にいるのに気が付いていない人が多いのです。

観察が難しいため、研究もあまり進んでおらず、実は生態写真もあまり多く撮られていません。
つまりホンドギツネは有名だけど知られていない不思議な動物なのです。

そんな彼らの写真絵本が2022年6月末に発売になります。(明日か!?)
ホンドギツネの写真絵本が出るのは今回が日本初です。

書影



また明日、6/30の19時から出版記念のオンライントークも行います。

こちらはなんと基本参加費 0円 という太っ腹価格です。
さらにサイン本付きチケットも50部限定で販売しています。
(サイン本には僕が描いた「ほんどぎつねちゃん」がいます)

ほんどぎつねちゃん

ホンドギツネのこと、今回の写真絵本で伝えたいことをたっぷりお話しするので、まだお申し込みが済んでいない方は、是非お申込みください。

さて、今回の絵本は小学生以上を対象にしていますが、ルビもしっかりとふってあるので、身近に暮らすキツネの生態を学びながら、漢字の勉強にもなります。

また、本の最後にはストーリーの中では語れなかったホンドギツネの詳しい生態のも触れているので、大人の方も楽しんでいただける内容です。

皆さん、ぜひ、写真絵本となりのホンドギツネを手に取っていただければと思います🦊


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