5/9【米国の相次ぐ銀行破綻について書いてみた①】
今日は、最近の時事ネタについて自分なりに書いてみようと思います。
これを書こうと思ったきっかけは、新聞の記事の意味がわからないという問題に直面したことです。
私は、1ヶ月ほど前から毎朝新聞を読んでいるのですがよく新聞の一面で「米銀行の経営破綻」の記事を見かけます。
私からすると正直「銀行が破綻?」、「え、銀行って経営できなくなるの?」っていう感じでした。
そして、銀行のビジネスモデルから調べてみることにしました。
The.基礎の基礎からって感じですね(笑)
今回はその中でも、3月のSVB(シリコンバレーバンク)破綻について書いてみようと思います。
1.原因は2022年にあった!?!?
まず、今回の破綻がなぜ起きたのかというところからです。
世界は2019年から約3年間新型コロナウイルスによって混乱に陥りました。
そして、2022年には欧米はもうマスクを外し、コロナ禍の前とほぼ変わらない生活を取り戻したのです。
要するに、2022年でコロナはもう終わっているのです。
そして、コロナ前のように外出できるようになるのですそうすると需要が増すが増しますよね。
しかし、供給が追いつかなかったのです。
普通需要が増えれば、供給も増しますよね。
なぜ供給が増えなかったのか??
それはウクライナ戦争の影響です。
ウクライナ戦争による物流の悪化が原因だったのです。
ここでは、2022年に起きた大きな2つのことがわかっていれば大丈夫です。
2.急激なインフレが起こってしまった
インフレと聞くといいイメージがありますよね。
インフレというのは、供給より需要の方が多い状態です。物価が上がり、お金の価値が下がることですね。
インフレは緩やかな景気の上昇と値段の上昇がベストなのです。この状態になるよう国の中央銀行は政策をします。
インフレになると中央銀行は利上げをします。
なぜインフレに金利をあげるのか?
人は金利が上がれば、お金を借りなくなるからです。
AさんとBさんがいたとしたらどちらにお金を貸しますか?
10万円貸したら10円返ってくるAさん
10万円貸したら100円返ってくるBさん
Bさんに貸しますよね。
なぜなら、返ってくるお金(利子)が多いから。
金利が少ないからお金を借りやすいのです。
銀行の金利が高くなると、お金を借り無くなります。
よって、景気の上昇を抑えることができます。
では米国は利上げしたことによってどうなったのか??
長くなってしまったので続きは【米国の相次ぐ銀行破綻を書いてみた②】で書きます。
今回参考にした書籍や記事がこちらです↓
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