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美からの逆算思考(オープン社内報)

「真善美」という言葉をご存じでしょうか?
プラトンとかアリストテレスとかの思想から生まれた哲学です。
ただ、「真善美」という言葉
一つとっても様々な解釈ができます。
得意のChat GPT先生に聞いてみました。

①相対性の解釈:真善美は相対的な概念であり、個人や文化によって異なるとする解釈もあります。つまり、真善美は主観的な評価に基づいており、個々の経験や背景によって異なる理解が生まれると考える立場です。

②効用主義の解釈:真善美は行動や状態の結果に基づいて評価されるべきだとする解釈もあります。この視点では、善は最大の幸福や最大の利益をもたらす行動を追求することであり、美は感情や快楽を喚起するものとして理解されます。

③義務論の解釈:真善美は道徳的な義務や規範に基づいて評価されるべきだとする解釈もあります。この立場では、真は道徳的な義務や原則に合致することを指し、善はそれらの義務を遵守し、他人に対する責任を果たすことを意味します。

④知識論の解釈:真善美は知識の追求や人間の認識能力と関連しているとする解釈もあります。真は正しい知識や理解を追求することを指し、善は正当な行動や道徳的な判断をもたらす知識の追求を意味します。美は知覚や感性を通じて理解され、美的な鑑賞や創造性の表現に関連します。

真善美の解釈をChat GPTに聞いてみた結果

どれが正解ということはないと思います。
先日参加した勉強会でこの真善美をテーマとして
講演を拝聴してきました。
また1年を通してラーニング委員会に参加し、
この真善美を体感できたこともあったので、
その2エピソードを記載しようと思います。
真善美という哲学。
言葉の意味の深さを感じました。

美からの逆算思考

ジャパンタイムズの末松さんの講演より。
沢山の学びがありました。
いくつか紹介していきます。

①後ろめたいファクトの中でも
常に最前線で最善を尽くすこと。
逆境でもポジティブ思考が大事ということ。

②当たり前のモラルが、
実は見えていない現実。
無意識の中のモラル違反が
世の中にあふれているということ。

③ご縁を大切にすることと、
自分の中でやる理由をみつけることと、
びびびっときたらポジティブに進めってこと。
何か新しいことが始まるときには、
必ずご縁からスタートする。

そして、最後。

④真善美の解釈の話をされたとき、
美をまずは定義して、
真と善はそれにアジャストさせればよい。

真善美の解釈を直球で聞きました。
自分の人生の目的地となる
上質世界に似ている気がしました。
組織においても、
美=この美しきものはどういう映像か?
をイメージし、
それに沿って行動する(真と善をバランスさせる)
こういう解釈を私はしました。

末松さんのお話・エピソードの中には、
美しい状態「在り方」が前提としてある。
そのうえで動いたファクトが話されていました。
なるほどなー。と頷くことができました。
細かいことは守秘義務の範囲を超えるので控えますが、
兎にも角にも「真善美×○○」のオンパレードエピソードは
刺激的でした。ありがとうございました。

組織づくりの美しさ

ちょっと視点を変えて書きます。
上記の後援会(5月例会)は、
今期最後の勉強会でした。
1年振り返ると本当に沢山勉強させていただき、
私の経営者レベルも格段に上がったと思います。
勉強会に参加するだけではなく、
運営サイドに回ることでも見えたものがありました。

昨年度は、私は会長として取り組んでおりましたが、
今年度は委員への所属し一兵卒として活動しました。
一歩下がって客観的に他の社長のリーダーシップを見る。
これは本当に勉強になりました。
その中で今回のような勉強会を企画運営する
ラーニング委員会の運営が学び深かったです。
今回の真善美と当てはめて考えると、
ぴったりはまった感じがします。

真:今期のテーマは「エボルバー(昨日の自分を超える)」です。
そしてチャプタービジョンの「真善美」
の追求ということもビジョンにあり、
ラーニング委員会として、
このテーマの則り活動すること。
これを「真」としてぶれることなく
愚直にこなしてきました。

善:委員会全体の空気感が、
起業家の仲間たちのために。
そして社会のために。
だから一生懸命取り組むのだ。
という感じに支配されていたと思います。
「善」の姿勢が終始徹底されていました。

美:よくよく考えると、
真も善もすでにきまっていたように感じます。
すなわち今期の頭から「美」のイメージが
リーダーから示されていたことに気が付きました。
私たちが「真と善」をしっかりと意識する(バランスする)ことで、
結果的に「美」に到達する。
これをリーダーはきちんと言語化して伝えていました。
そして結果美しき光景を見ることができました。

これはラーニング委員会のみならず、
今期のその他の委員会でも沢山みることができました。
理事会でしっかり握って動いていたんだろうなと思うと、
今期理事会の設計は素晴らしいものだなと思いました。
※私の時はそんな設計しなかったから(苦笑)
いやはや本当に勉強になりました。

まとめ

真善美には沢山の解釈がある。
個人にしても、組織にしても、
スタートが真であろうが、善であろうが、美であろうが、
良い方向へ向かうのは間違いないだろう。
EO North Japanでは真善美を追求します。
私個人も真善美に沿って動きます。
この哲学は奥が深いですが、
会社へ持ち帰れるまでもう少し頑張ります。
いつか自分の言葉でしっかり真善美が語れるように、
もっともっと勉強していければと思います。

わっしょい!
いつもありがとうございます。

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