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意思決定プロセスの設計(オープン社内報)

◆気づき:意思決定プロセスの設計

〇出来事:経営者団体理事会で意見不一致で何も決まらなかった
〇内容
私が所属する世界最大級の起業家組織(Entreprenur's Organization)にて、
私は東北支部(North Japan)の会長と務めていますが、
3月度の理事会で諸々の施策や考えを承認までまとめていきたかったが、
意見にバラつきが出て結果何も決められませんでした。
7月~2月までは、ある程度の意思決定がされていったのですが、
何故か3月はうまくいかなかったのです。
なんでなのかを深く考えました。
そして1つの課題に気づきました。

課題:意思決定プロセスが不明瞭

意思決定プロセスですが、
期初時点では、①徹底的議論 ②多数決による意思決定という設計にしていました。そして半期終わりの中間時点で、①目的や価値観の意識合わせ ②徹底的議論 ③多数決による意思決定に変化させました。
しかしながら、変化するものの、やはり①のパートがふわっとしている状態だと、議論も中途半端となるし、ましてや意思決定に辿り着くことも難しくなったりします。今回はその典型だったんだろうと思います。
EOのような互助組織であり、
全員が1票を持つ組織であれば尚更ですが、
多数決による決定ではなく、全会一致の意思決定がなされるべきだし、
とは言えスピーディーに意思決定したいので、
この意思決定プロセスというのはよほど熟考しなければならないな。
という気づきでした。
今後の意思決定プロセスはしっかりと議論して見直しを計り、
次期理事会へいい形でバトンを渡せるよう
再設計していきたいと思います。
しかも、これは会社でも確実に使える。
ナイス気づきに今日も感謝です。

◆気づき:パラダイムシフトのアハ体験

〇出来事:友達経営者にアドバイスされたこと
〇内容
めちゃくちゃ仲の良い友達経営者からアドバイスを受けました。
そのアドバイスは自分が持つ価値観とは真逆のものでした。
自分が貫いてきた経営スタイルを真っ向から否定されるようで、
正直、心がどよめきましたしモヤモヤしました。
しかし、その事に対して真摯に向き合い、
何故友人は斯様な指摘をしてくれたのか。
ということを本気で考えました。
仮にそうだとしたら。というシミュレーションをしてみました。
確かに指摘されたことはごもっともな意見であったし、
その事に対して疑うというよりは、
反省すべきだと感じたほうが大きかったです。
自分の中にパラダイムシフトが起きたと思います。
とりあえずやってみよう。
自分の価値観だけに慢心することなかれ。
よくビジネス書に書いてあることだし、
最近受けた心理学系の研修でも習ったばかりです。
自分の実体験でこういう気づきがあることに感謝です。
めちゃくちゃ重要な気づきをありがとう!

◆気づき:疲れた。めんどくさい。という言葉。

〇出来事:疲れた。めんどくさい。と自分で言ってしまった時。
〇内容
先週1週間は体力的にも疲れること、そしてめんどくさいことが多発した。社員や友達の前で、「つかれたー」「めんどくせー」という発言をしてしまった。これについて私は発言しないようにしようと考えた。自分の中で考えることをシャットダウンする、一時の自己防衛をするためのキラーワード(強制思考停止)だと認識しているからです。
それと同時にこの言葉を発することで、周囲にも悪い気を与えるきがします。疲れた人間からは負の気が、思考停止している人間からは無の気が電波する可能性もあります。
こんなことを先輩経営者にシェアしていたら、
自分を表に出さないこともある意味毒である。
というシェアを受けました。
例えばその人にとって「めんどくさい」という発言は、
私のような思考停止ではなく、
めんどくさい考えるきっかけとなるのが言葉なのだと言う。
そして、自分を押し殺し過ぎるのも自分に嘘をついている。
という解釈もできると言う。
おお。なるほど。そういう捉え方もできるな~。
と素直に思いました。
自分は今回のように無意識でそういった言葉を発するし、
正直押し殺すことでストレスにもなるし、
もしかしたら出ちゃうかもしれないけど、
このシェアしてくれた方のようなライトな考えだと、
気が楽だなと思いました。
極力気を付けつつ、出てしまうものは仕方なし。思考停止しないで真摯に向き合うことさえ意識していればよい。
そのように捉えることにしよう。

◆気づき:大胆さと細心さをあわせもつ

〇出来事:稲盛和夫さんの言葉と、友達の活動を見て。
〇内容
大胆さと細心さをあわせもつ。この意味を上記「めんどくさい」の定義をシェアしてくれた方から教えていただきました。ちょっと長くなりますが、ググった定義をコピペします。

大胆さと細心さは相矛盾するものですが、この両極端をあわせもつことによって初めて完全な仕事ができます。この両極端をあわせもつということは、「中庸」をいうのではありません。ちょうど綾を織りなしている糸のような状態を言います。縦糸が大胆さなら横糸は細心さというように、相反するものが交互に出てきます。大胆さによって仕事をダイナミックに進めることができると同時に、細心さによって失敗を防ぐことができるのです。大胆さと細心さを最初からあわせもつのは難しいことですが、仕事を通じていろいろな場面で常に心がけることによって、この両極端を兼ね備えることができるようになるのです。

Kyosera / 稲森和男フィロソフィ

今の君にこの言葉を送るよ。と、2~3日ずっと一緒にいたので、私の言動などからすっと言葉をかけてもらいました。
大胆さと細心さを併せ持つ。バランスさせるわけではなく絡めていく・どちらも持つということ。上段にも記載があるように片方の価値観だけで物事を考えるのではなく、もう一方でも物事を考えて網目のようにしていくことが重要なのだろうなと思って、まさに今の自分にピッタリの語録だと思いました。そしてそのままインプットを受けた状態で、友達が最近M&Aした会社を見学にいきました。設計に設計を重ねて細心さをもって準備を進めてきて、大きな買い物(M&A)を実行したというリアルを目の当たりにしました。まだ成功とまでは言えないと思うけれども、普段は細心さが目立つ友達だっただけに、ここまで大胆な動きを取っているのは本当に素晴らしいと感じました。まさに両方を兼ね備えながら動いている友人だなと感動しました。インプットからアウトプットが最近交互にできている気がします。自分が動いているからこそだと思います。あー。感謝。先週も最高の1週間でした。全てに感謝。ありがとうございます!

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