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ごめんね、を言うには?

こんにちは。動物に感謝の気持ちを伝えるのはご飯をあげればいいのかもしれないのですが、
ごめんねの気持ちを伝えるにはどうしたらいいのでしょうね?
と言うのも最近飼い猫の上にうっかり物を落としてしまって、ぎゃっと逃げられたのです。
目を見て、「ごめんね」を言うにももう隠れ家に逃げちゃってるもんだから、どうにもなりません。

とりあえず出てくるのを待っている、待ちの達人遠山ハルです。精神疾患ありです。

今日は人間にも「ごめんね」が言えない父親、ぞんについて話します。

ぞんは究極のマイペース人。仕事が嫌いで、還暦前に辞めました。そこから、クラシックのコンサートや、囲碁、映画、文楽、麻雀などで遊びまくる生活をしています。
山に山小屋も建て、気軽に
「じゃ、ちょい行ってくるから」
と車で1人で山小屋生活してDIY。

ぞんの夢は町内で1番囲碁が強くなること。

ぞんは中学1年生くらいで父親を亡くしているため、父親がなんなのかをあまり知りません。
その上、無口&辛口なので昔は自分の子供たちにどう接していいかわからなかったそうです。

そのため、ぞんと、感受性豊かな姉のちゃむ(精神疾患あり)の間にちょっとしたこじれが昔から生じていました。

ちゃむが子供の頃、ぞんと仲良くしたくとも、ぞんの照れ&子供心を読めない感性から、上手くいかなかったコミュニケーション。

その後ちょっぴり荒れてしまったちゃむに、また辛口批判の、ぞん。

上手くいくわけない。

でも、何があっても「ごめんね」を言わないぞん。間違ってても、「へへっ」と誤魔化す、ぞん。

ちゃむは大人になった今もぞんにどうしたらいいかわからないみたいです。

この間も、ちゃむと母親が言い合いをしているさなか1人松ぼっくりを緑で塗ってクリスマスツリーを黙々と作っていました。

ただ、ちゃむの息子、sunaoとはどんぐりと松ぼっくりが好きという共通の趣味があるため、sunaoとはよく遊んでくれます。sunaoの拾った不思議な形のどんぐりをみて、本気で「どこにあったの?!」ときいてるくらいです。

あまりにちゃむに無関心なの風を装うので、つい、
「ちゃむをなんだと思っているの?娘でしょう!自分の!」とこないだ言ってしまいました。

そしたらやはり「へへっ」と誤魔化してましたが、ちゃんと自分の好きなピアノコンサートのチケットをちゃむの分も買っていました。

ちゃむもそれは嬉しかったみたいです。

謎多き、ぞん。たぶん、これからも2人の距離がそんなには近くはならないでしょう。
でも、ひどいこと言ったら、ごめんね以外のなんらかの形しかとれないこともありますよね。

さて、やっと、飼い猫が段ボールから出てきましたが、またおんなじ場所で寝始めました。
こ、こいつ、忘れておる…

遠山ハルでした。

#精神疾患 #日記 #日常 #生き方 #遠山ハル

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