ベンジャミン・フランクリン無敵の言葉
おはようございます 渡辺です。久しぶりの雨降りですね。
週末、「超訳ベンジャミン・フランクリン 弱さに一瞬で打ち勝つ 無敵の言葉」- 青木仁志 を読みました。
きっかけは、山口周さんが「変わるものと変わらないもの」というテーマでお話されていた時に、「ベンジャミン・フランクリンの13の徳目」は時代を超える基本的な姿勢だと云っていたので、先ずは一冊と、手に取ってみました。
ベンジャミン・フランクリンとは
ご存知の方も多いかと思いますが、僕のように知らなかった方へ説明しますと、ベンジャミン・フランクリンとは、
イーロン・マスクやウォーレン・バフェット、デール・カーネギー(「人を動かす」の著者)も彼の自伝を薦めていたりするそうです。
例えば、「Time is money 」日本語では、「時は金なり」と訳されたりしますが、この言葉も元を辿れば、彼の言葉ということです。この本では、「超訳」ということでは、青木仁志氏がベンジャミンフランクリンの金言をかみ砕き、彼の言葉で今の時代にもあった形で届けたいという想いで作られた本です。
という訳で、今週はこの本の123の言葉から幾つかピックアップしながら、紹介していきたいと思います。それでは、今週もよろしくお願いいたします!
勤勉は幸運の母である
おはようございます 渡辺です。昨夜は久しぶりに涼しかった気がします。
ベンジャミン・フランクリン 無敵の言葉。2日目は001を紹介します。僕は、本は書いたことは無いですが、きっと1つ目の言葉は結構悩みに悩んで、選んでいるんじゃないかなとも思います。
僕の好きな言葉に「愚公移山」という言葉があるのですが、意味としては、コツコツとやっていれば、ついには何か大きな結果となるというものです。僕は割と、コツコツタイプなので、がーーっと集中して一気に仕上げるというよりは、緩やかに着手して、すこしづつアプデを繰り返し、ある程度のところまでもっていくという方が得意です。
そういう意味では、僕みたいなタイプには、心の拠り所となるような言葉ですね。勤勉であることが、いつか幸運を招き入れてくれるかもしれない。そんな期待は余りしないですが、何かいいことがあると、コツコツやってた努力が報われたのかな?と思ったりはします。
ちなみに、ベンジャミン・フランクリン13の徳目の中にも「勤勉」に関する項目があります。
こちらは、相当ストイックで諸手を挙げて賛成はできないです。
有益と無駄をどのような価値観で線引きするかは、人それぞれだとは思いますが、無駄の中にも価値があることはあるだろうし、無駄の中から新たに発見されることもあるかと思います。そういう意味では、有益 / 無駄というのは、短期的な時間軸では、計ることがむずかしいものかもしれませんね。
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
人間関係のもつれの原因
おはようございます 渡辺です。
ベンジャミン・フランクリン 無敵の言葉。3日目は022を紹介します。「人間関係のもつれの原因」ということです。
ちょっと分かりずらいので、解説を元に掘り下げるためには、「真実」「事実」「現実」を区別する必要があります。この本によると、以下のように書かれています。
真実はさておき、だれかの目から見た悲しい「事実」も、私が幸福と言えば幸福だし、不幸だといえば不幸というものです。受け取り手によって、現実は異なってくるということです。
ある広告賞をとった作品で、「ボクのお父さんは、桃太郎というやつに殺されました」
というものがあるのですが、これこそ正に、めでたしめでたしという昔話を鬼の子どもの目線から語られているというものです。
ここまで極端に行かなくても、「わたしはこう思っていたけれど、あの人はそう思っていた」ということは、人間関係においてはよくあることではないかと思います。
「そんなつもりではなかった」「悪気はなかった」「冗談のつもりだった」など、現実のズレこそが、人間関係のもつれの原因となってしまいますね。自分が解釈している現実を他の人が同様に見えているかどうかということには、気を配っていく必要がありそうですね。
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
求められる人物像
おはようございます 渡辺です。
ベンジャミン・フランクリン 無敵の言葉。4日目の今日は077を紹介します。「求められる人物像」です。
僕は、2000年に社会人になったので、今年で23年が経過し24年目の社会人生活なのですが、振り返れば、20代は「これがやりたい!」「どうなりたい」みたいなのは、全くと言ってよいほどありませんでした。エンジニアとして、データを扱うのは好きでしたが、プログラミングに関しては優秀な後輩も入ってきて、自分自身も興味を持ててなかったので、やりたくない。かといって、何がしたいか?と言われると何も無いという、ちょっと困った感じでしたね。
しかしながら、その後ご縁があり、BPO部門の企画販促部門に異動になりまして、そこでは開発部門時代に培った知識を基に機知を活かしながら、そこそこやれていたような気がします。この頃は、色々こうした方が良いとか想いもあり、現場ベースで勝手に動いて実績をつくったり、レポート書いたりしてました。
その後、40歳手前で事業戦略部門に異動になるのですが、そこでは知識も経験もなく、判断なんてとても出来ないし、上司に対し判断材料を提供するにしても、どんなものを用意すれば良いか分からず、すごく苦しんだ記憶があります。そんな時、とある先輩が「無いものばかりを見るんじゃなくて、今までの社会人経験で身に着けたものをもっと活かせよ!」と云ってくれたのをきっかけに、少しずつ馴染んで、今に至っているという状況です。
今時、あまり年齢は関係なくなってきているかもしれませんが、何かの折に拠り所にしてみても良いかもしれないですね。
それでは、本日もよろしくお願いいたします!
プライドが人生の邪魔をする
おはようございます 渡辺です。台風直撃ですね。出社の方はお気を付けくださいませ。ベンジャミン・フランクリン 無敵の言葉。最終日の今日は105を紹介します。「プライドが人生の邪魔をする」です。
ここで云う「プライド」は、自尊心や誇りというより、「うぬぼれ」の方の意味ですね。
自分が今までに行って来たことに対し、自信を持ちそこに誇りを持つというのは、良いことですが、実際以上に自分が優れていると思い込み、得意になるような自惚れは、余り良いことが無いかもしれません。
実際以上に自分が優れていると思ってしまうと、実際の評価との間にギャップが生じ、結果として不満を生んでしまいます。不満が多いと、運が悪くなる気がしますね。また、自己顕示欲が強すぎてしまうと、周囲から疎まれてしまう可能性も高いですね。
とか言いながらも、根拠の無い自信にあふれている人や、自己評価がすごく高い人をちょっと羨ましいなと思ってしまう自分も居ます。自分が優れていると思えるからこそ、挑戦したり、何かに対し前向きに捉えてドライブする力もきっとあるんだろうなと思ったりもします。
結局のところ、「薬も過ぎれば毒となる」ではないですが、多少の「うぬぼれ」や「自己顕示欲」というのは、成長の糧になるかもしれないですが、過ぎると良いことよりも、悪いことの方が増えていくのかもしれないですね。
それにしても、この言葉の原文「プライドがコーチに乗り込み、羞恥心が背後から襲いかかる」イマイチ分かったような分からないような言葉ですが、「運が低下する」と訳した訳者は流石だと思います。
という訳で、今週は「ベンジャミン・フランクリン 無敵の言葉」を紹介してきました。もし興味を持ったら、この本や「ベンジャミン・フランクリン自伝」を読んでみてください。
それでは、今週もあと1日ですね。本日もよろしくお願いいたします!
(2023.09.04-09.08)
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