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【産休・育休から復帰】職場復帰したママさん達に「これまで」と「これから」を聞いてみました

こんにちは、ダブルス・パートナーズ広報です。
今回は、当社で産休・育休から復帰したワーママ4人組に、出産前から出産後、子育てとお仕事の両立についていろいろ伺いました。

まずは、産休・育休についてのおさらいから。

産休・育休について

産休とは…産前休業と産後休業のこと。
・産前休業
出産予定日の6週間前、双子以上の場合は14週間前から、請求すれば取得できます。
・産後休業
出産の翌日から8週間は就業できません。産後6週間を過ぎた後、本人が請求し、医師が認めた場合は就業できます。

育休とは…育児休業のこと。
1歳に満たない子どもを養育する男女労働者は、会社に申し出ることにより子どもが1歳になるまでの間で希望する期間、育児のために休業できます。
1、期間の定めのある労働契約で働く方は申出時点において、以下の要件を満たすことが必要です
①同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている
②子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
③子どもの2歳の誕生日の前々日までに労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでない

2、以下の要件に該当する場合は育児休業を取得できません
(対象外とする労使協定がある場合に限る)
①雇用された期間が1年未満
②1年以内に雇用関係が終了する
③週の所定労働日数が2日以下
日々雇用される方は育児休業を取得できません

3、日々雇用される方は育児休業を取得できません

引用:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/31.pdf

産休・育休明けの4人組

当社には、産休・育休から職場復帰したママさんが4人います。4人中3人の旦那さまも当社に在籍しており、「家族が集う会社」と言ってもいいかも知れません。
そんな家族ぐるみの会社の中で、妊娠から出産という大仕事を果たし、職場に戻ること決めた彼女たちの経験や感じたことを聞いてみます。

統括本部 総務

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長崎さん
所属 統括本部 総務チーム
勤務時間 9:00~16:00

7年前と1年前に2度の産休・育休を経て職場復帰されていますが、1回目と2回目でなにか変わったことはありますか?

1回目は、初産だったのでそれなりに不安や緊張もありましたけど、旦那さまも献身的にお手伝いしてくれたので安心して出産にのぞめました。2回目は、すでに1人目の子どもがいたので、保育園の送迎や日々の育児と重なる出産となったので、1人目より大変だったように思いますが、やはり旦那さまのサポートもあって無事出産できました。

産休期間はどれくらいでしたか?

それぞれ一年ほどです。

復帰してからどうでしたか?

若干「浦島太郎状態」って言うんでしょうか、一年も会社にいないと新卒メンバーや中途スタッフ、人の入れ替わりや、社内の環境・運用が変わっているので、まずはそこに慣れることから始めました。とくに困惑することはなかったですね。
勤務時間としては、みなさんより少し早い始業で、基本的には16時にはあがる時短勤務をさせていただいています。

長崎さんは総務チームでお仕事されていますが、なにか困っていることは?

ちょっと遡りますが、入社した時私はシステムエンジニアだったんですが、1回目の出産・育休明けから総務チームに加わりました。総務のお仕事って会社それぞれで違うと思うのですが、当社では「EC事業部」「SI事業部」「マーケティング&セールス事業部」でやっている業務「以外のコト」というイメージでしょうか。もちろん、経理や、人事・物品の管理なども行います。

いつもありがとうございます!
というか、業務が多岐にわたりますが時間が足りないとかはないですか?

それです!「ありがとう」の気持ち・言葉を当社のみんなは口に出して言ってくれます。だから大変だったとしても苦に思うこともないんです。
付け加えて言うと、当社のみんなは「自主性」があるのですごく助かっています。例えば部署を横断しての決め事や、みなさんへのお願いごとも、Aという答えだけじゃなくて、「AとB、私はBがいいかなと思います」という風に準備してくれるので、スムースに進むことが多いです。なので、こちらこそ「ありがとうございます」です。

SI事業部 フロントエンド開発グループ

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南部さん
所属:SI事業部 フロントエンド開発グループ
勤務時間 10:00~18:00

ウェブデザイナーとして、デザインチームに所属している南部さんですが、出産から職場復帰が相当早かったと聞きましたが?

はい、出産後1ヵ月で復帰しました。

1ヵ月!!!じょ、女優さん並みに早いですね!?

そうなんですか?(笑)
早く職場復帰したいということは旦那さまにも相談していて、快諾してくれたので現在は会社と相談して18時までの時短勤務を利用させていただいています。私は会社から実家が近いため、母のサポートもあって実現できていると思います。(お母さん、ありがとう)

復帰してからどうでしたか?

私の場合は、復帰までそこまで月日が経っていなかったので「浦島太郎状態」はなかったのですが、生活サイクルは2~3時間ほど早くなり、家事・育児でやることは増えました。なので、仕事と子育てを両立するために、時短勤務が利用できるのは非常にありがたいです。
業務面では、以前の記事「デザインチームのお仕事紹介」でもあった通りなのですが、ECサイトのデザインからコーディング、ランディングページ、バナーの作成などをしています。

ウェブデザイナーとして、今後の目標を教えてください

今は子どもも小さく、時短勤務を利用していますが、子育てが落ち着いた頃にはフルタイム勤務に戻って、どんどんクリエイティブなお仕事をしていきたいと思っています。あとは、デザインチーム内でいつの間にか歴の長いメンバーになっていたので、今後はチームをまとめることもミッションかな、と。新卒、中途の方も増えてチームも大きくなってきているので、先輩としての経験なども伝えていければとも思っています。

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EC事業部:ブランドサポート

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岡元さん
EC事業部 EC支援グループ ブランドサポート
勤務時間 9:00~16:00

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北原さん
EC事業部 EC支援グループ ブランドサポート
勤務時間 9:00~16:00

岡元さんと北原さんは、ほぼ同時期に産休・育休に入られ、復帰のタイミングも同じでしたね?

はい、ほぼ同時期でした。(笑)
復帰からまだ間もないんですが、2021年4月に戻ってまいりました。現在は16時までの時短勤務を利用させていただいております。

産休・育休から復帰の前後で業務に変わりはありましたか?

復帰後もEC事業部のブランドサポートチームで、以前と同じ業務を担当していますが、お休みいただいている間に世間の状況が一変してしまい、クライアントさまとの関わり方に大きく影響が出ていることが以前と大きく変わった点だなと感じています。

①電話対応
現在は、大半のスタッフが都の要請によりテレワークを実施しているため電話が不通となって、主にメールでご連絡いただく形になっています。

②訪問ミーティング
以前は月に1度、ECのレポートや施策のご相談など、対面にて行っていたミーティングが現在はオンラインミーティングに切り替わっています。

今後、クライアントさまとの関わり方については、電話代わりにZoomをご利用いただければと思っています。ミーティングという形式ではなく、「ちょっとこれからお時間いいですか?」と電話ライクなツールとして利用していきたいです。

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職場復帰の前後でなにか感じたことがあれば教えてください

特に2020年からは、メーカーさまにとってECが「より大きな存在意義」を問われる形になったかと思います。ECでの売上比率もどんどん大きくなり、EC担当者さまの負荷も増えているさなかだと思うので、私たちブランドサポートチームで、その名の通りブランドさまをサポートできるように常にアンテナを張っていきたいです。

あと、個人的に感じたことは、産休に入る前に引き継ぎをした後輩たちが、育休あけで戻ってみると驚くほど成長していたのですごく嬉しかったです。

お子を見守る母の心境ですね。笑

そうかもしれませんね。そして、子の成長に負けないように母もこれから成長するために頑張ります!!

まとめ

本記事の執筆に伴いそれぞれインタビューを試みましたが、現在は密を避け交代での出社だったりと、全員が揃うことなく取材を進行していくことになったのですが、途中で感じることがひとつ。
「4人揃ったらすごいパワーになる、絶対時間足りなくなるぞ」と。(笑)

そしてお話を聞いていく中で、当社ダブルス・パートナーズに戻った理由、良いなと感じる点がいくつかあったのでピックアップしてみました。

この会社で「良いな」と思ったポイント
・子どもの急な発熱でお休みをいただくことになっても、誰でもフォローできる体制・環境が整っていること。
・以前から熊本オフィスとのやり取りでZoomを使用していたこともあって早い段階からテレワークを導入できていたこと。
・テレワークに必要なノートPCやモニターの貸与など、準備・実行が早いこと。
・職場内に同世代で同じ年齢の子どもを持つママがいること。(心強く、いつも相談しあえる)
・気にかけてくれる上司がいて、相談しやすい環境であること。
・臨機応変に時短勤務の相談ができること。(妊娠・出産・産後に改めて思った)

その他、マスクや消毒液など、感染予防に関するアイテムも個別(全スタッフ)に配布してくれて非常に助かった、という意見もあり、みなさん会社の体制・環境については感謝しているようでした。

最後に、4人それぞれ入社から知っているメンバーなので、ママさんになってからの「強さ」「優しさ」「たくましさ」を感じることができたひと時でした。ありがとうございました。

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