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おかげさまで27年目。そして、新チーム発足しました。

こんにちは、ダブルス・パートナーズ広報です。
1996年(平成8年)11月15日、代表取締役の福本が「ダブルス・パートナーズ」を創業してから、今年で27年目を迎えます。

2年前、同じような出だしで「おかげさまで創業25周年を迎えました」という記事を書きました。そして序盤を締めくくった言葉が次の通りなんですが、時が経ってもこの想いは変わらないと実感するのと同時に、年々強く感じるようになりました。

皆様のご愛顧の賜物とひとえに感謝申し上げます。
ありがとうございます。

「おかげさまで創業25周年を迎えました」で序盤を締めくくった言葉

今年はさらに付け加えて、社員の家族やその友人の皆様に感謝の輪を広げ、言葉にして表したいと思います。
いつも私たちをサポートいただき本当にありがとうございます。


それでは本題に入ろうかと思いますが、25周年では起業時のストーリーという形でご紹介しましたので、今回はこれからの展望という形でお届けしたいと思っております。

VUCA時代

先のことを話す前に、現在の状況について少し。
今、世間的には「VUCAな時代」と言われていて、将来の予測が困難な状態になっています。聞いたことがある方もいると思います。

大規模な感染症や戦争など世界情勢の大きな変化、さらにAIなどのテクノロジーの急速な進化など、ビジネスをとりまく環境は大きく変化し近い将来の物事ですら不確実性が高く、急激な変化が起こりうる時代にいます。

Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)

VUCAを説明したかったわけではないので、Vがなにで、Uが…なんて覚えなくていいんですが、今こんな時代に突入していて、今後ますます予測が難しくなることは知っておく必要があります。

そんな時代においても生き抜いていかなければならないし、お客様にはしっかり価値を提供し共に成長していかなければなりません。

VUCA時代に対応できるように、「備えあれば憂いなし」「備えよ、常に」という気持ち・行動は大切です。

ということで。

新チーム発足

VUCAな時代に立ち向かい、対応していくために今年度から「新サービス開発チーム」を設立しました。
サービス開発に関わるため、公開できる情報については別の機会にたっぷりお話させていただくとして、ここではチームのリーダーに就任した樋口さんに登場してもらい、いくつか質問をしてみたいと思います。

プロフィール
樋口 達郎(ひぐち たつろう)
2006年入社
所属:SI事業部 サーバサイド開発グループ チーフエンジニア
新サービス開発リーダー

音楽配信サービスの運営からスタートし、自社ECのフルフィルメントに関連するすべての業務を経験。その後、ZOZOTOWNのBtoB事業やスタッフマネージメントシステムの開発支援を担当。

チーム紹介

―――チームの紹介をお願いできますか?

はい、よろしくお願いします。
これまで、スタンダードなECパッケージからすべてのフルフィルメント業務をトータルで支援する、幅広い要望に応えられるECカートシステム『cago cloud(カゴクラウド)』を多くのアパレル企業様に提供してまりました。

そして、ささげ業務代行をはじめとした数多くの経験やノウハウから、アパレル企業が抱える物流や運用課題を解決するために生まれたのが『EXLOG(エクスログ)』です。

時代とともに便利なトレンドワードに括られてしまいますが、今で言うところの"SDGs"であり"エコシステム"を早くから実現したエクスログが誕生から10年を迎えようとしています。

少し前置きが長くなってしまいましたが、当社のプロダクトやソリューションにおいては先々をみて開発してきたので、引き続き次の10年、20年を見据えて新しいテーマに向かって果敢に、且つ継続的にチャレンジしていかなくてはなりません。そうして立ち上がったのが「新サービス開発チーム」になります。

課題と目標、そして展望

―――今抱えている課題はありますか?

ECというプラットフォームにはまだまだ多くの課題があります。
例えば、企業は顧客とダイレクトに繋がることを過度に重視したことで失われた機会があるように感じます。

物の売り方や、販売チャネルが多様化した選択の自由がある一方、ITを活用したインフルエンサーやWEB広告による過剰なまでのマーケティング戦略によって、偏りのある不自由さを生んでいないでしょうか。

「合理化」とか「無駄のない」と言えば言葉は綺麗ですが、人の記憶に残るような購入体験には、販売フタッフさんとの些細なコミュニケーションだったり、純粋な憧れから生まれるブランドを愛する、応援するリアルな声が必要だと感じています。

―――熱い想いがありますね。
現時点で公開できる情報はありますか?


今私たちが創ろうとしている(作っている)ものは、スタイリング投稿ツール『Style PLUS(スタイルプラス)』を一般ユーザー向けに機能解放したリアルな声が集まるUGCツールです。
※ここでは一般ユーザーの顧客のことをファンと呼びます。

単なるスタイリングのファン投稿だけでなく、ファンからスタッフへの商品の問い合わせや、スタッフからファンへの商品案内、レビューやスタイリング投稿のオファー、また、ファン同士のコミュニティの場など、多様なコミュニケーションが可能となります。

アパレル企業(ブランド)を支えている購買層の大多数が、ブランドの背景にあるストーリーに惹かれ、純粋に商品を愛してくれるファンの存在である割合も多く、そのリアルな声を救い上げることで、ブランドとファンとの間にポジティブな関係が生まれると思っています。

店舗と個人、スタッフとファンとが純粋に繋がるオーセンティシティ(※1)なファンコミュニティの場をみなさんに提供したいと思っていますので、今後の展開にご期待ください。

※1 オーセンティシティ(authenticity)・・・
確実性。 真実性。 信憑 しんぴょう 性。 真正性。

―――大切にしていることはなんですか?

日々の業務に追われて優先度の低い案件がどんどん後ろ倒しになったり、何となくルーチン化されている不効率なワークフローを惰性で消化していたり、こんな経験がある方も少なくないと思います。
私も意識しないと、そこに陥りそうになってしまうのですが・・・

「新サービス開発チーム」では、新しいサービスの開発だけではなく、物事を深く考えることを重要視しています。

そうすることで必要性の高い課題を判別する精度や、業務効率化に対するアプローチが変わってきて仕事への向き合い方が変わります。

仕事への向き合い方が変わると、私たちの取り組みが会社という組織内の潤滑油となり、社内全体にも良いシナジー効果を与えることができると思っています。

私たちのポジティブなやる気が、誰かの情熱に火を点けることにつながっている実感があるので、ポジティブな姿勢を崩さないことも大切にしています。


―――今後の展望を教えてください

今はまだ立ち上げたばかりのチームなので、まずは実績を積み上げたいと思っています。

実は、スタイルプラスの導入ハードルを下げるために「タグの埋め込みだけ」でECサイトにスタイリングコンテンツを構築(表示)できるサービスがリリースされました。

ShopifyでEC構築されているお客様にも対応できますので、導入希望の方はご相談ください。

新サービスのローンチ

―――もうひとつお知らせがあるそうですね?

来春(2024年春)、これまた「タグの埋め込みだけ」でECサイトに実装可能な抽選販売システム『Lottery Sales(ロトリーセールス)』がローンチ予定です。

転売目的によるボット対策にお悩みの情シスの皆様、お気持ち痛いほどよく分かります。注目商品の販売日が近くなるとサーバのスケールアウトやネットワークの帯域拡張など、影の努力があることを・・・

そんなお悩みの方へのソリューションとなるべくツールになります。
ドメインで抽選申込を受けるシステムですので、ECサイトへの直接的な攻撃を大幅に回避できます。ローンチ後は、休日の稼働支援からも解放されることでしょう。

こちらについても随時リリース情報出していきますので、コーポレートサイトのニュースや、X(旧Twitter)をフォローいただくか、お問い合わせいただければ、ローンチと同時にご利用いただけるよう手配いたします。

ご相談お待ちしております。

最後に

―――最後にひとことお願いできますか?

まずは、新しいことにチャレンジできる環境・チャンスをいただいたことに感謝しています。そして、多くの企業様とのビジネスパートナーシップを築きながら27年にわたる歴史のもとに立てていることにも感謝しています。

私もそれなりに歳を重ねてきて強く感じるようになりましたが、やはり「時間」はなにものにも代え難いもの。モノという概念ではないのですが、なにかに追われて無駄にはしてほしくないので、その貴重な「時間」を作るためのお手伝いをしていければと思っています。

途中熱くなって支離滅裂なことも言ってしまいましたが、編集時にうまくまとめていだければと思います、笑。

最後に、このようなことを思っている開発者がなにか作っているぞ、ということをどこかのタイミングで思い出してくれたら嬉しいです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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