見出し画像

コロナ禍の夜の国際線ターミナル

日本のコロナが落ち着きを見せ始めた11月下旬、
インドネシアに戻るため、地元からの便で
羽田空港に到着しました。国内線が満席で
すこし驚きました。

ひとりで飛行機に乗るのは何度目だろう。
主人と同じタイミングで帰ることは稀なので、
基本いつもひとりです。

20時頃到着して、国際線ターミナルに移動
します。バスを降り、出発ゲートへと向かう
上りエスカレーターから見えるdepertureフロア。

なんだろうこのホッとする感じ

誰も他人の目を気にしていないし
みんなリラックスしているように見えます

なんかもうここからすでに日本じゃない
ような雰囲気。

違う言語が飛び交い、色んな人種の人々が
それぞれのフライトを待っています。


私のフライトは24時頃だったので、
空港内を散策しようと思ったら、
どの店もクローズしていたので諦めて
早々に出国審査を済ませて搭乗ゲートへ。

こんな時期だし人もまばら。それでも
今日は多い方ですよ。と電動カートの
お姉さんが教えてくれました。

中で何か食べようと思っていたら、
飲食店も数店舗しか開いてなくて、
フライトを待っているひと達はみんな
同じところに集まってました。

梨のスムージー染みた。


レストランに荷物を置いて、
コブサラダと梨のスムージーを頼みました。
オーダーが出来上がるまで人間観察して
過ごします。


ある人は寝そべり
ある人は大音量でインド映画を見ている。

レストランのテーブルでパッキングする
パーカにレギンスのアスレジャースタイルの
フランス女子。

焼き鳥片手にビール飲みながら
フランス女子のおしりを盗み見る白人男性。


この感じこの感じ。

この自由な感じがほっとします。


日本にいると、どうしても
人の迷惑にならないように
誰かを不快にさせないようにと
知らず知らずのうちに脳みそを使って
いるのかもしれません。本当の意味で
リラックスできていないような
気がするんです。

インドネシアでも
日本人は polite だよね
って
よく言われます。そこには礼儀正しいとか
丁寧とか優しいとかそういう含みも持たせて
言ってくれてる気がします。
それだけ普段から頭を使ってほかの人の
ことを考えられる国民性って素晴らしいと
思います。

「優しいって頭がいいってことでしょ」
そう大豆田とわ子も言ってました。

でも、たまには他人の目を気にせず
自分の快適さを追求して頭をオフして
ゆるっと過ごすことも必要だと思います。

そんなことをぼんやり考えていました。

私も彼らに倣い、フライト直前まで
マッサージチェアでリラックスしてから
搭乗しました。

600円くらい使ってしまった😮‍💨
しばらく日本円を使わないと思うと
気が大きくなりがちです。
おかげで7時間半のフライト中、
5時間以上爆睡できました。

新記録更新です💫

夜中の飛行機も、ひとり帰国にもずいぶん
慣れました。今回はインドネシアでひとり
隔離も経験しましたが、意外にも不自由なく
過ごせたので少しは成長しているのかも
しれません。

この歳になってできることが増えるというの
はすごく嬉しいことだと思います。
貴重な体験をさせてもらっていることに
ゆるく感謝したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?