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いのちの時間
ぼくの誕生日だった。療養中の母が旅立った。ぼくの誕生日に旅立つの?という寂しさがあった。“あなたを産んだのは私だよ”、という母の想いを感じた。ぼくのなかに母が刻み込まれた。
ぼくのなかには母との間のいろんな体験から創り出した世界があった。その世界で満たされない体験を今まで何度も繰り返してきた。だけど、ここ数年間で、分かち合える仲間と出会い、たくさん受け取ってもらい、ぼくのいのちが満たしたい世界をぼく自身で創り出せることに気づいた。
最後の方の母は、目を開くことも少なく、ぼくのことはおそらくわからず、話すこともできなかったけど、母はぼくのことが心配で、旅立てなかったのではないかと思っている。
6月に入り、ここ数週間でたくさんのことを体験して、ぼくは少しずつ変容して、いのちに運ばれるような感覚で日々を生きていた。
誕生日に送ってもらった、仲間からのたくさんのメッセージをぼくのいのちが受け取り、母がそれを感じ取り、「あなたには、分かち合える仲間がこんなにたくさんいるのね、もう大丈夫だね」、と安心した気持ちで、母は旅立ったのだと感じている。
・・・
あることがあるし、いろんなことが起こる。いのちは愛そのもので、たくさんの体験を創り出して感じさせてくれる。ともに今を生きてる。
母さん、ありがとう。
ぼくのいのちは、愛を感じています。
しばらくの間、noteを離れます。
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