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「好きなことを仕事にする」の割り切れなさ

最近気持ちの上で壁にぶち当たっています。

先週はタチの悪い風邪をひき、さらに夫にもその風邪をうつし、夫婦仲良く布団を並べてヒーヒー言っていたので、まだメンタル的に完全回復していないからこんな風に悩むのかもしれません。

書きたい作品は書けています。

書きあがった作品を見て納得もできる。

それこそ「今回も『いいもの』が書けた」と思ったりはする。

昨日【小説「項羽と劉邦」執筆日記ブログ】の方で発表した今月の歴史小説も自分なりにうまく書けたとは思っています。

私がぶつかっている壁はそっちではない。

書きたい作品が書けているかとか、納得のできるものができているか、とかではない。

なんとなく最近読者を置いてきぼりにしているんじゃないかって不安になる。

ちゃんと読者に「有意義な暇つぶし時間」を提供できているかって。

もっとシンプルに、「楽しんでもらえてるかな」って。

「有意義な暇つぶし」なんて所詮は私の訴えでしかないわけで。私としては例えそれが伝わらなくても私の作品を読んだ後に読者が「楽しかった」「よかった」と言ってくれればもうそれで満足です。

……最近の私、それもちゃんとできてるのかな……なんて不安になる。

本当にありがたいことに、今好きなことを仕事にさせてもらっています。文章を執筆するのが好きで、今作品を書いて販売させてもらっている。

さらにありがたいことに読者にも恵まれている。

こうして作品を書いて世に出すのは私の長年の夢でもありました。いろいろと突っ込まれることは百も承知ですが、私としては今の状態を「夢が叶った」と思っています。

だからこそ、なのか。

時々こうして壁にぶち当たって考えてしまう。

作品に対してとか、自分のレベルに対してとかではなく。

仕事として人に喜ばれるものを書いているのか……って。

私はいいねの数だとかフォロワー数だとか、コメントだとかによって納得できる性格でもなく。

こんなことどんなに考えたところで自分を納得させることなんてできるわけもなく。

写真家としても尊敬している夫に言わせると「考え過ぎ」なんだけど。

考えて一人壁にぶつかり続けている今日この頃です。





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