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Web3時代の新しい出版モデルへ:コミュニティの力で本格文芸小説を届けたい

自己紹介

私はジョン(笹井)と申しまして、スタジオンパブリッシング(合同会社スタジオン)の代表を務める編集者です。今年2月に立ち上げたこの小さな会社は、私が社会人17年間で取り組んできたゲームやエンタメサービスの開発の背景を持ちつつ、キャラクタープロジェクトを通じて出会った才能溢れるクリエイターたちと共に、商業出版レベルの文芸小説書籍の制作を目指しています。

私たちのビジョン

私たちが目指すのは、Web3の技術やコンセプトを利用して「コミュニティの力で小説を届ける」という新しい出版モデルの確立です。

現在、紙書籍の出版は主要な出版社が中心となり、これまで多くのヒット作を生み出してきました。しかし、市場規模の縮小や活字離れの影響で、固く成功の可能性が高いシリーズ作品や小説家に商業出版の機会が偏るようになりました。
結果、日本の文芸はヒット作となるような作品が生み出されにくくなっています。また、本を作ることが出来る職業のポストはとても少ないままです。
これは、日本が成長産業として、コンテンツ制作を捉える文脈においてとても悲しいことだと考えています。そして、個人(持たざるもの)が考えた多彩なコンテンツが支持されもいいんじゃないでしょうか?
その機会を各年メジャーになっていく具体的なフローがあることで、もっと私達は豊かな社会を作れます。

私たちが目指すのは、Web3の技術やコンセプトを利用して「コミュニティの力で小説を届ける」という新しい出版モデルの確立です。私たちは既に、わふくジェネというキャラクタープロジェクトのコミュニティを通じて、この新しい形式の文芸小説制作に挑戦しています。

自律分散型組織での小説制作

プロジェクトの進め方もweb3的に行われてきた稀有な文芸プロジェクトであり、ここから、私たちは、新たな文芸出版の形態をもう少しで示すことができそうです。

たとえば、制作過程をDiscordやX(Twitter)で公開しながら、そして、何より、コミュニティメンバーが自律分散的に関連する二次創作や認知拡大に貢献したりと、出版社では考えられない方法でコンテンツを作ってきました。

「持たざる者」でもWeb3の自立分散組織により、本格的なコンテンツを作りヒット作をご提供できる。こんな事例を作りたいのです。出版社による出版はもちろんいいところはたくさんあります。そして、これまで日本のヒット作を作り出してきたことは間違いありません。ですが、日本がコンテンツ大国として、さらなる発展を続けるため、こうした自律分散型組織でのコンテンツ制作は有効な手段となる可能性を秘めています。

全ての活動を限られた記事でお伝えすることができません。例えば、こんなことがありました。

・コミュニティの会員証NFTを発行 225人の方がオーナーに

・NOTEで小説の制作過程を発信

・コミュニティメンバーで日々の制作進行

・二次創作として55話に及ぶストーリー

作者 ベンヌ・アルカトライア
https://twitter.com/BNN_ALKA_Traiar

制作中の書籍

バーン・ホワイトウェイブ―夏の終わりに消滅した、花のような彼女―

ジャンル:
ライト文芸
ライトノベルを読み続けてきた世代が社会に出る年齢になってきた世代にも受け入れられる文芸小説を目指しています。

提供形態:
単行本ソフトカバー 250ページ

モチーフ:
わふく、ブロックチェーン、スマートコントラクト、夏、島、廃村、地球温暖化

世界観

20年後の小さな島が舞台となります。地球温暖化による海面上昇が迫り、廃村の危機にあります。

主なキャラクター

夏月(なつき)
内気な少年である主人公は祖父より、AIデジタルコンテンツであるバーチャル・ヒューマノイド 「白波」をブロックチェーンの契約(スマートコントラクト)により譲渡されます。

白波(しろは)
ヒロインは未来のAIコンテンツである和服を着た少女。白波は消滅の時が迫っています。残された時間をマスターである夏月と過ごしていくのです。

あらすじ

人付き合いが苦手な高校生、四宮夏月。彼が亡きAIエンジニアの祖父から引き取ったのは、ネットワーク上に存在する、バーチャル・ヒューマノイドの"白波(しろは)"だった。

スマートコントラクトに記された契約により、一ヶ月後の八月三十一日に消滅する彼女は、「マスターの頼みをなんでも叶えます」と言い、夏月の初恋の相手を探すことに。

刻一刻と沈みゆく運命にある島で、消滅を迎えるヒューマノイドとの、儚い夏の物語。

主な制作メンバー

自立分散的な組織なので、ほぼ全員が本業を別に持ちながらコンテンツ制作を本業にしないながらも、とてもモチベーションの高いメンバーです。たくさんの方にご参加いただいていいますが、直接書籍に関わるメンバーのみご紹介します。

水無月彩椰(作家・執筆)

将来を嘱望される10代文豪。四季やキャラクターの心情を丁寧に描く純文学の文体、ライトノベルのコミカルな文体の双方を得意とされています。Web小説家として多くの著作を連載しています。
https://twitter.com/aya_shogi

ジョン(笹井)(編集・発行)

15年以上、ゲーム・エンタメサービス開発に携わってきました。RPGタイトルの新規開発に携わることが多く、企画から入り、プロジェクトマネージャー、プロデューサーを担当してきました。
https://twitter.com/johnjapanesenft

四季折々遥(装画)

NFTで活動する人気AIイラストレーター。AIだけではなく手作業によるブラッシュアップを得意とし、『四季x季節の情緒産物x少女』をテーマに独特で魅力的な世界観のアートを展開しています。
https://twitter.com/ai_art_haruka

きゃどりー(ブックデザイン)

フリーランスで活動する一級建築士ママ。iPadでの作画を得意とし、web3では多くのプロジェクトでバナー・PRデザインを手掛けています。
https://twitter.com/cadrry_

現在の準備状況・予約販売

すでに、14万文字の原稿の執筆・校正、そして、表紙の準備が完了しています。しかしながら、大手出版社とは異なり印刷所へ3,000部〜1万部もの初版冊数の印刷を依頼することが困難です。 皆様に手にとっていただけるように市中の書籍と大きく遜色ない価格で提供したいのです。これが今、最後にして最大の課題です。
書籍はたくさん印刷するほど一冊あたりの単価が下がります。この度、事前にお申し込みいただく形式で印刷の冊数を確保したいと考え、予約販売しております。

販売ページは株式会社WAFUKU Labsの特設HPとなります。

皆様に手にとっていただけるように市中の書籍と大きく遜色ない価格で提供したいのです。私たちは小さな組織ですが、高品質な文芸小説を提供する情熱は負けていません。そして、この取り組みを内輪だけのものにする気も毛頭ありません。

皆様へのお願い

このプロジェクトは、ただの出版ではありません。これは、新しい形の出版モデルを皆様と一緒に作り上げる革命的な挑戦です。予約購入いただいた皆様は、新しい文化の発展に直接貢献するパートナーとしての考えています。

新しい風を出版業界にもたらす挑戦に、是非、皆様の手を貸していただければ幸いです。




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