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京都旅フルコース「締めのコーヒーは、ほろ苦く懐かしい味」

年末を間近に控え、慌しく訪れた12月の京都旅。

京都・東寺

胸を打つ、この夜限りのすばらしいコラボレーションや↓

美味しい食事に舌鼓を打ったり↓

先斗町・禊川
お箸でいただくフレンチ会席

そして、何より年内に祖父母の墓参に訪れることが叶い、短い時間ではありましたが、充実した時間を過ごせたように感じています。

コース料理の締めに振る舞われるコーヒーで、その食事の余韻を味わうように、この京都旅のフルコースを締めくくってくれるのは、やはりこのお店でした。

イノダコーヒ

幼いころ、人生で初めてコーヒーを口にしたのは、祖父に連れられてきた、こちらの本店。

イノダコーヒ本店

受賞話とは違う話の中とはなりますが、『祖父とコメ子の物語』にも登場しています。

▼祖父とコメ子の物語


世に数多あるコーヒーが美味しいお店の中で、懐かしいほろ苦さが記憶として刻まれているお店は、おそらくここだけかもしれません。

アラビアの真珠

そんなイノダコーヒ、今回は本店に立ち寄る時間はなく、京都駅八条口のお店でいつものアラビヤの真珠をテイクアウトして、新幹線に飛び乗りました。

テイクアウトにも便利な京都駅八条口店

東京でも、ふと訪れたくなるイノダコーヒ。
ただ、やはり味が微妙に異なると感じるのは、使用する水の違いによるものなのかもしれません。
東京と京都の水は共に軟水ではありますが、京都の方がより軟水なので、同じお茶を淹れても京都でいただくのとは、違って感じることも多かったりします。

京都で淹れたイノダコーヒの味、それが記憶に刻まれた懐かしい味なのかなと、

東京に刻一刻と近づく時間の中、旅の締めを最後までゆっくり味わいながらいただきました。

コメ子。


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