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時代への挑戦も伝統の1頁「京都 Kaikado Café」

京都旅の朝は参拝からスタートしました。

市比賣神社(いちひめじんじゃ)

こちらは全国でも珍しい女人厄除け、女性守護の神社で、祀られている御祭神はすべて女神様。

女性のすべての願い事にご利益があるとされ、全国からたくさんの参拝客が訪れる神社です。

可愛いお守りもたくさんあり、御朱印もいただくことができます。( お守りなどが並ぶ受付は、撮影禁止のためご注意を!)

そして、参拝後の清々しい気分で向かったのは、こちらからもほど近いカフェ

Kaikado Café

こちらは、創業明治8年、日本で1番古い歴史を持つ茶筒の老舗

開化堂がプロデュースするカフェで、

開化堂のお店からも、徒歩5分程度で移動可能な距離にあります。

こちらが、趣きのあるカフェの外観↓

登録有形文化財に指定

こちらの建物は、昭和2年に建てられた元京都市電の車庫兼事務所。その建物をリノベーションして、2016年カフェをオープンされました。

ちなみに、建物は登録有形文化財に指定されています。

カフェにも当時の名残が随所に感じられ、例えばこちらのドアノブは↓

カフェ入り口のドアノブ

なんと、実際使われていた電車のブレーキハンドル!

そして、カフェの天井が高いのは、実際車両が入っていたからなのだそう。

また当時、市電の事務所と宿直室だった2階は

今はギャラリーとなっています。

今、京都では、伝統を継承する老舗の、変わりゆく新時代への挑戦とも言える新たな取り組みを拝見する機会が多いのですが、

その大きな存在のひとつが、2012年に京都の老舗伝統工芸を担う6名によって結成されたプロジェクトユニット『GO ON』

Kaikado Caféには、その『GO ON』メンバーの工芸品も使われているんです。

▼GO ONについてはこちらからもご覧いただけます↓

ちなみに、こちらのカップは↓

朝日焼のもの(中川ワニ珈琲とのコラボ)、上に乗っているドリッパーは金網つじ。

板皿は中川木工芸のもの。

お盆や、荷物入れは公長斎小菅。

カーテンは細尾

もちろん、開化堂の茶筒も使われています。

さながら、京都伝統工芸を体感できるギャラリーカフェのようで、これは他にはない、このカフェの大きな特徴の一つだと感じます。

さて、この日いただいたのは、著名な焙煎士 中川ワニさんが手がけた、Kaikadoブレンドコーヒー

画像の左側にあるのは、

開化堂の珈琲に合うように開発された、開化堂×Minimalのオリジナルチョコレート。

▼Minimalの記事はこちらからもご覧いただけます↓

そして、開化堂の茶筒をイメージした、丸く可愛いチーズケーキ

Kaikado チーズケーキ

店内の至る所に、絶やすことなく歴史を紡いできた京都老舗の伝統と、そして時代に即したあらたな挑戦を感じることのできるカフェ、

Kaikado Café

「新たな時代への挑戦も、長い伝統の1頁となる」
そんな心意気と想いを感じる、ステキなカフェです。


コメ子。


Kaikado Café】

京都府京都市下京区河原町通七条上ル住吉町352
11時〜18時30分(L.O.18時)
木曜日、第一水曜日休み、夏季&年末年始

テイクアウト専用メニュー有り /ノマドワーカー少ない /ザワザワ感 心地よい

※情報は訪問時のもののため、変更となっている場合がありますのでご注意ください。

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