吾輩は妊婦である。

この度noteを始めることになった、あやをと申します。
会社員ときどきフリーライター、ぺらっとした体型の三十代(前半)。

子どもの頃から現在に至るまで痩せ型である。
Vネックを着ると肋骨が浮き上がって見えるような、あまり羨ましがられない方の痩せ型である。

そんな私が、ここ数ヶ月でこれまでに見たことのないまるっとしたフォルムに変わりつつある...そう、吾輩は妊婦である。

妊娠までは苦難の連続

結婚して5年が経とうとしていた。入籍の翌年に胃腸障害で倒れて休職したり、その後突然パニック障害を発症したりと何故だか試練が続き、悲しいかな、結婚してから現在までのほとんどが「人生で一番体調が悪い期間」であった。

おかげさまで妊活もままならず、十代の頃「私、結婚したら子どもできますかあ？」とヘラヘラ尋ねた私に「ヤレバデキル」と言い切った占い師の顔を思い出しては、二度と占いなんか行くもんかと固く誓う日々だった。

マタニティライフは楽しくない

まあとにもかくにも、そんな私もついに妊娠した。喜ばしいことである。
喜ばしいことのはずなのに、なんかこう、わーいわーいとならないままここまで(妊娠6ヶ月)来ている。

「マタニティライフは楽しくない」

昔エッセイでこういう文章を読んだことがある。読んだときは、へ〜そういうもんかね？と思っていたが、いざ自分が妊娠してみると、まさにそれを実感する毎日なのだった。

もちろん嬉しいこともあるが、それ以上に、色々あるのがマタニティライフというやつで。

このnoteでは、そんな悲喜こもごもな妊娠生活を、あけすけに綴っていきたいと思っている。

どうぞお付き合いください。