「半農半X FIRE」で、あなたも自由で楽しい人生を手に入れよう♪
おはようございます、ひらっちです。今日も投稿!久しぶりの3日連続です。自分で自分を褒めたいと思います(^^♪
すでにGW真っ只中という方も多いと思いますが、僕は今日・明日と取材があったり、打ち合わせ兼飲み会があったりします。のんびりできるのは3日以降になりそうかな。同じように働いている皆さん、ご苦労さまです!今日も一緒に頑張りましょう(^^♪
<いつものように簡単な自己紹介です>
僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。
このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。
現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。よろしければぜひご覧下さい。就農を考えている人には役立つ情報が色々とあるんじゃないかと。
■今日は人気の過去記事をさらにブラッシュアップしてお届け!
あらためまして、ひらっちです。今日は過去の人気記事をブラッシュアップする形でお届けしたいと思います。テーマは「セミリタイア」「サイドFIRE」あたりでしょうか。
「ひらっちさん、別にFIREなんて興味ないけど…」という方もぜひご覧ください。もしかしたら「へぇ~、こんな人生楽しそうかも!」と新たな気づきを得られるかもしれません。これまでにない人生のトビラを開くきっかけになったら幸いです。では、早速参りましょうか。
■僕が実践する「半農半X FIRE」とは?
最近では、「FIRE」という言葉がだいぶ世の中に浸透してきたようですね。「FIRE」とは、「Financial Independence, Retire Early 」の略で、 経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメントのこと。
なかでも「現実的な選択」としてお勧めしたいのが「サイドFIRE」という概念です。僕の日々の暮らしもこの「サイドFIRE」に近い感じですかね。
「サイドFIRE」とはざっくり言うと、生活費の半分ぐらいは金融資産からのリターンなどで稼ぎ、もう半分を働いて稼ぐライフスタイルのこと。要するに「セミリタイア」と同じような考え方です。
ちなみに僕は、自分の収入の柱がざっくり3つに分かれています。こんな感じです。
・農業
・ライター業
・投資
FIREというのは、3番目の投資のみで生活の糧を得る考え方ですね。ただ、僕はこれだけでは「弱い」と思っていて、そこに2つの事業、具体的には「自給自足・農業」「ライター業」を組み合わせているわけです。1本よりも2本、2本よりも3本の方が経営は安定します。当然ですね。
以前からこのnoteをご覧いただいている方はすでにご存知だと思いますが、「収入(生活の糧)の軸をこの3つで組むことで、安定して楽しい生活を送ろう」というのが、僕が一貫して皆さんに提案しているおすすめのプランです。以下でもう少し具体的な内容を解説していきますね!
■僕が考える「半農半X FIRE」モデルプランをご紹介!
僕が理想的だと考えるプランは、ざっとこんな感じです。
【1】5,000万円ぐらいの金融資産を確保する
長期投資の世界では、おおむね年4%ぐらいのリターンが得られるとされています。あくまで期待値であって、1年ごとに区切ればリターンは上下しますが、十分に手数料が安いインデックス投信に長期間投資をすれば、だいたいこれくらいの平均値に収斂するというお話です。この数字を信じるとすると、5,000万円で年間200万円のリターンを得られる計算となります。
最大の注意点は、「あくまで過去からの推測であり、未来は確実に予測できない」という点ですかね。
大事なのは、言うまでもなく「過度にリスクを取って多くのリターンを得よう」と欲をかかないこと。セミリタイア状態になると、自分で稼いで挽回する力が減退しますので、虎の子の金融資産を大きく減らす行為は、自分の首を絞めることに直結します。くれぐれも投資詐欺にはご注意を!
【2】楽しみながら長く続けられる仕事を持つ
苦しい仕事をしてもいいですけど、何より大事なのは「長く続けること」。目先の収入よりも「楽しさ」を優先して仕事を選ぶことがポイントです。これが僕の場合はライター業というわけですね。
当面の目安となる年収は200万円くらい。楽しみながら月15~20万円ほどを稼げる仕事を見つけるのが理想でしょうか。もちろん、もっと稼いでもOKです。
「そんな仕事ないよ!」という方は、楽しみながらできるアルバイトでもいいかもしれない。10万円ぐらいなら何とかなりそうです。ただ、小さな副業でもいいので、個人事業主にはなっておきたいですかね。
アルバイトで社会保険に入れてもらい、副業で個人事業主の節税メリットを活かしながらスモールビジネスをするなど、「給与所得者」と「事業所得者」の両者のメリットを享受できる「二刀流」状態を作れるとさらにいいかもしれません。そうなると「4本柱」になりますが、それはそれでいい選択かなと思います。
働き続けることは、心と体の健康維持にも役立つはず。ポイントは「くれぐれもストレスが過度にかかる仕事は選ばないこと」。すべてを金融資産からのリターンに頼ってしまうと、社会環境が激変した時に打つ手がなくなる可能性があるので、リスクヘッジの意味でも働き続けることは有用です。
【3】自給自足のスキルを磨き、家庭菜園(農業)を始める
自給自足は、仮に現在の資本主義社会がメッタメタになったとしても、生き延びられる術を持つことになります。
【1】【2】だけでは、100年に1度の経済危機が直撃し、そこでの立ち振る舞いを間違ってしまった場合、生きていけないくらいのピンチに直面する可能性があります。どちらも、現時点の社会経済に立脚した術ですから。
自分でお米を育てたり、野菜を作ったりすることができれば、お金という便利なツールが「単なる紙切れ」になったとしても、十分豊かに生き延びていけます。信用をなくした「かつてのお金」は交換価値を失いますが、あなたが作った農産物は、いろんなものに交換することが可能です。
戦後のインフレ時には、都会に住む人が食べものに困り、郊外の農家を訪れて着物などと物々交換して何とか飢えをしのいでいました。70年ちょっと前には、日本でもこんなことが起きていたわけです。
最近の本格的なインフレによって「やっぱり自分で食べ物を賄えるって強いよね」と感じ始めている人も多いはず。そういう方はぜひ、将来を見据えて庭やベランダを活用して家庭菜園にトライするところから始めてみてください。ちなみにこのGWは、夏野菜の栽培を始める絶好のタイミングですよ(^^♪
実は最近、この「半農半XFIRE」が実現しやすくなる大きな制度の変更がありました。それが「農地取得の下限面積の撤廃」です。
ちなみに長野県上田市のホームページには、こんな風に書かれています。
これまでは農地を取得する際、「これだけの面積は確保していないとダメよ!」という下限の条件があったのですが、これが全国的に撤廃されることになりました。
農地の取得には最終的に農業委員会の許可が必要ですし、さまざまな要件が課されているのはこれまで通りです。ただ、個人が農業を始めるうえで、だぶハードルが下がったのは間違いありません。
家庭菜園レベルではなく、農業からも何らかの収入を得たい。そんな人がこの4月から農業をよりしやすくなったと言えそうです。
■まとめ
いかがでしょうか? 要約すると、「投資」「労働」「自給自足(農業)」の3つを柱に、うまくバランスを取りながら生きていくというのが、僕が考える理想の「半農半X FIRE」です。
この状態を作ることができれば、400万円+食料を安定的に確保できるので、よほど生活費が高い方でない限り、ほどほどに豊かな生活が安定的に送れるようになると思います。
ちなみに【1】の金額については【2】とのバランスで考えればいいお話なので、金融資産がもっと少なくても大丈夫だという人は結構いるはずです。
「サイドFIRE」の最大のポイントは、「仕事の奴隷」になるのではなく、自分らしい選択ができる状態を保つことにあります。イヤな仕事は辞めたり断ったりできる。その状態を作ることが大事であって「セミリタイアはこうあるべき!」と杓子定規に考える必要はないと思います。
まずは労働で得たお金を少しずつ【1】へと回し、余裕が出てきたら「楽しみながら長く続けられる仕事」へと移行していく。その結果、気がついたら「セミリタイア状態だった!」なんていうのが一番ですかね。
今年度がスタートして1ヶ月。新たな生活が始まったものの、「なんだか今の暮らしの違和感があるんだよね…」なんて人は、ぜひ僕がご提案する「半農半X FIRE」を目指してみてはいかがでしょうか。きっと楽しいよ!(^^♪
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