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あなたの『冒険の書』を一旦消した方が、人生うまくいくかもね。

こんばんは、ひらっちです。今日でGWも最終日。なんだか残念な気分になっている人も多いと思いますが、お休みはいつか終わるからお休み。永久にお休みじゃなくて良かったと思いつつ、明日からまたぼちぼち頑張っていきましょう!(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中。よろしければぜひご覧下さい。就農を考えている人には役立つ情報が色々とあると思いますよ(^^♪

■今日のテーマは「教育」。あなたはお子さんの学校に足を運んで何を思いますか?

あらためまして、ひらっちです。今日は「教育」をテーマに書いてみたいと思います。今日はGWの最終日、ライトな内容でさらりと終わりますね!

このnoteをご覧いただいている方の中には、今まさに子育て真っ最中という方もかなり多いと思います。

どうですか? 

皆さんは、お子さんの学校を訪問した時、毎回どんな感想を抱いていらっしゃいますか?

ちなみに僕は、コロナ禍になるまでは、娘たちの学校行事にほとんど全て参加していました。これはフリーランスの特権ですよね。学校の予定を先に抑えたうえで仕事のスケジュールを入れられるので、よほどのイレギュラーがない限り、平日であっても学校行事に参加していました。

で、そんな僕の感想。

学校って、なんでこんなに変わっていないの?(苦笑)

僕が小学時代を過ごしたのは、かれこれ40年近く前のことです。理科と社会が合体して「生活科」という名称の教科が生まれていたり、小学校の頃から英語を習い始めていたり。マイナーチェンジは色々となされているものの、未だに教室には昔懐かしい黒板が鎮座し、お馴染みの机とイスで鉛筆をカリカリと動かしながらノートに先生が書いた内容を写している。

もはや、昭和そのものじゃん。コントのような光景が繰り広げられていて、愕然としたものです。

こりゃあ、日本が変わるわけないよね……というのが僕の素直な感想でした。おそらくそう思っている親御さんたちも多いのでは?

■このGWは、学びの答えを求めて『冒険の書』を手に取ってみました。

最近、こんな本が売れているようですね。ソフトバンクの孫さんの弟としてお馴染み(…と言われるのは本人的には不本意かもしれませんが笑)、孫泰蔵さんが書かれた『冒険の書 AI時代のアンラーニング』です。

『冒険の書』といえば、ファミコン世代の僕は、どうしてもドラクエを思い浮かべてしまいますが、「僕らはなんで勉強しなきゃいけないの?」という子どもの素朴な疑問に答えるべく、なぜ教育が今のような形にたどり着いたのかを、歴史の中を冒険しながら紐解いていくという内容になっています。

最後の方で「明確な処方箋が示されるのか?」と思いきや、何だかモヤっとした感じで終わりを迎えるので、人によっては「ちょっと期待外れ」に思われるかもしれませんが、それくらい今が「答えがない状況」にあることの証左ともいえる気がします。本の方向性としては「好きなことだけをしていれば大丈夫!」というメッセージを伝えたいようですが、「だけ」はちょっと言いすぎかな~とも。

もし気になる方は一度手に取って読んでみてください。特に前半部分は、なぜ学校教育が今のような形になったのかを整理して理解するのにうってつけ。子どもの教育について、何らかのヒントが得られるのは間違いなさそうです。もちろん正解はない世界ですけどね。

■まとめ

僕の見解を述べるなら「確かに今の学校教育は正解ではないかもしれない。でも、それを基準に世の中が回っているのも事実。だから、既存の学校教育に全振りせず、かといって好きなことだけにも全振りせず。うまくバランスを取るのがいいんじゃない?」といった感じでしょうか。

なんだか逃げのようですが、「学校教育がいいか・悪いか」問題は、改めて考えてみると、よくある二項対立の構図の典型のような気もします。良いところもあるし、悪いところもある。向いている人もいれば、そうでない人もいる。結局はそういう話なのかな~と。

既存の学歴レースを上手く利用して成功を手にしてもいいし、そうじゃないルートで成功する道を目指してもいい。問題は「あたかもレール(正解)が1つしかないように勘違いしてしまうところにある」のかなと思います。

そういう意味では「アンラーニング」という言葉にある通り、あなたの「冒険の書=これまでの経験値(常識)」を一旦消した方がいいのかもしれない。そうすれば、子育てだけでなく、あなたの人生を切り拓くヒントにも繋がる気がします。

ファミコン時代のドラクエで「冒険の書」が消えてしまうのは「アンラーニングの大切さを学ばせる意図があったのではないか?」と考察してみると、ドラクエの生みの親・堀井雄二さんの「人生はロールプレイングゲーム」という言葉も、さらに重みが増してくる感じがしますねww

勇気を持って、あなたの「冒険の書」を消してみる――。その先には、新たな経験と成長が待っているかもしれませんよ(^^♪

……それにしても『冒険の書』というタイトルは、ゲーマーに興味を持たせるには秀逸なタイトルだなぁ。僕も『悟りの書』という本でも書いてみようかな。副題は『遊び人から賢者になる方法』で決まりですww

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