ネットの普及で、都会と田舎の格差が少なくなっている

おはようございます、ひらっちです。今日は4連休明けの初日、なんだか気分が乗らないという方も多いかもしれませんが、3日間、なんとか頑張っていきましょう!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■東京に滞在している時に感じた「日本の中心だ」という感覚

あらためまして、ひらっちです。今日は「都会と田舎」をテーマに書いてみたいと思います。

先日、大阪に行ったことは書きましたが、やっぱり都会は賑やかですね。

もちろん、都会には良い面がたくさんあります。なんだか元気がもらえる感じがするし、田舎にはないショップや飲食店などがあったりして、新鮮な刺激を受けられるのは、とても魅力的なことだと思います。

僕も、東京には少しだけ住んだことがあります。といっても会社の研修を兼ねた短い期間のお話なので、「なんとなく雰囲気だけを味わった」という程度のもの。東京の良さを語れるようなレベルではありません。

それでも、東京に滞在していた時に感じたのは、「やっぱり日本の中心なんだな」ということでした。人や物があふれ、情報がたくさん集まっている。ここに居ることが、最先端の刺激を受けるためのマストアイテムみたいな感覚を覚えました。

ただ、僕が東京にいたのは、2000年代前半の頃のことです。

その当時と今を比較して決定的に違うのは、ネットの普及です。当時はまだ携帯電話がやっと普及したぐらいのタイミングで、ネットに接続するためにはそれなりのお金がかかりましたし、通信速度も圧倒的に遅かった。携帯端末で動画が見れるようになるなんて、想像もできないような状態でした。

この大きな変化は、田舎の価値を高める結果になったと僕は考えています。

■「都会でしか得られないもの」は、徐々に少なくなってきている

ネットが普及する以前は、田舎にいるとメディアを通じて最新の話題を手に入れるのがやっとでした。そこには色々なフィルターが掛っているし、何より情報量が極端に少ない。その点、ヒトやモノ、情報が集積している都会が圧倒的に有利だったと思います。

それが今では、情報の中心がネットに移行しています。個人がネットを通じて発信できる現在は、田舎にいても個人レベルの最新情報を手軽に入手できる。都会と田舎の情報格差は、かなり少なくなったと言えます。

コロナ以前はかなり頻繁に東京に出張していましたが、今やネットで情報を得られる時代になり、わざわざ東京に行ってまで受ける新しい刺激は、徐々に少なくなっている気がします。

さらに格差を埋めたのが、コロナ禍です。ネットを介して人と会うのが当たり前になり、いろんな人と気軽に会えるという都会の利点が薄らいでいます。

ちょっと前まで、田舎では「コンパクトシティ」のお話が結構盛り上がっていました。駅周辺の都市部に人口を集中させるという考え方です。人が分散して住んでいると、水道や電気などのインフラ整備に膨大なコストがかかることなどが、この考えを推し進める大きな要因でした。

でも、過疎地のインフラの問題も、オフグリッドで解決できそうな気がしています。

電気は、独立型の太陽光発電で事足りそうですし、水道も性能がいい浄水器が手軽に購入できるようになってきています。うちでは畑に巨大な雨水タンクを設置していますが、相当な量の水を確保できています。これに井戸を組み合わせれば、完全自給も目指せそうです。

ガスは都市ガスがなくてもLPガスのボンベで問題ないですしね。これから自動運転が普及すれば、交通インフラの問題もクリアできそうです。

■まとめ

これまでは、人口を集中させることで効率化を図るという考え方が、多くの事柄の前提になってきたと思います。それが、ネットを含めた科学技術の進歩によって大きく変わろうとしています。

僕が言うまでもなく、どこでも仕事ができる環境が整ってきている。この状況で、都会にだけ縛られているのは、本当にもったいないと思います。

都会に住むのは、正直、大変じゃないですか? 特に住まいにお金がかかるし、子育てを取り巻く環境も決していいわけじゃない。コロナ禍は、都会に住むデメリットをさらに増強している気がします。この点については、ちょっと前の記事にも書きましたので、よければご覧になってください。

環境を変えるのは、勇気が要ることです。でも、田舎暮らしに少しでも興味があるのであれば、ぜひ今こそ真剣に考えてみて欲しいなぁ~。きっと都会とは違った幸せの形が待っていると思いますよ!

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