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副業の目的は「福業」?それとも「腹業」?

おはようございます、ひらっちです。今週1週間はがっつり原稿執筆ウィークです。畑の見回りや簡単な作業はするつもりですが、事務所にこもって作業する日々が続きそうです。とある大学の広報誌と、来夏発刊予定の書籍の執筆がたまっておりまして…。ギャラはともかく、売れっ子小説家並みに原稿を書くことになりそうです。頑張るぞ!

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■副業が「過重労働」に繋がるのは、副業ではなくむしろ本業に問題あり?

あらためまして、ひらっちです。今日は「副業」をテーマに書いてみたいと思います。

今日も新聞で見つけたネタから一つ。中部地方ではお馴染みの「中日新聞」に「副業」に関する記事を見つけたので、そちらご紹介したいと思います。

本日(3月8日)、MONDAY経済というコーナーで『副業は、福業か』というタイトルの記事が掲載されておりました。一応リンクを貼ってみたのですが、まだネット上には記事がアップされていないようです。明日以降は見ることができるのかな?気になる方は改めてチェックしてみてください。

記事の内容はまさにタイトル通りですね。今年の春闘において、経団連が昨年まで慎重姿勢だった副業について推進の方針を打ち出すなど、新型コロナをきっかけに、新しい働き方として副業を肯定する動きが加速。ただその一方、過重労働や健康への懸念を指摘する声もある、といった内容です。

「副業」を議論するうえで、必ずデメリットとして挙げられるのが、過重労働や健康被害への悪影響です。一見すると、これはすごく真っ当な指摘のように思えます。

ただ、そこまで過重労働しなければいけない状況に陥るのは、むしろ副業をすることではなく「本業で稼げないこと」に問題があるんじゃないかなと個人的は思います。

副業を否定するのであれば、本業で満足いく給料を支払う。それが満足にできていないから、収入の足しするため副業に手を出さざるを得ず、結果的に働きすぎてしまう状況が生まれているのでは?と感じるのです。

■自己満足を得られる副業であれば、むしろ本業への活力になる!

僕はこの「副業をすると過労が心配」という考え方には否定的です。

上記でも指摘した通り、健康被害が懸念されるぐらい副業で働かないといけない状況というのは、腹を満たすために働かざるを得ない「腹業」になっているから。つまり、本業だけでは生活が成り立たないため、副収入を得るしかなく、結果として無理をしがちになるというわけです。

一方、自分の意志でいつでも辞められ、自己満足に繋がる「福業」であれば、むしろ本業への活力につながると僕は考えています。

本業で生活費を稼げているという前提があれば、副業はものすごく自由度が高いです。理不尽なことがあればさっさと辞めればいい。労働時間も自分で決められますし、精神的にストレスを感じる瞬間もほとんどないはずです。

のめり込みすぎて疲労がたまってしまう側面はあるかもしれませんが、それは趣味だって同じこと。僕は「自由に取り組める副業は人生を豊かにする」と思います。

■まとめ

これは日本人特有のマインドなのか分かりませんが、サラリーマンの方と話をしていると、「仕事=苦役」という固定観念に縛られすぎて、「仕事=楽しい」という発想がない人が多いのが本当に残念です。

趣味だってトレーニングは大変です。マラソンが趣味の人であれば日々の走り込み自体はしんどい部分もあるはず。それと同じことで、楽しい仕事も大変な面はありますが、心から楽しく取り組める「趣味みたいな仕事」は、誰にだって見つけられると僕は思います。

ぜひ皆さんも「仕事=苦役」という発想を捨ててください。でないと、それこそ、企業という名の牢獄に入って「懲役40年」みたいな人生を過ごすことになりかねません。

目の前の仕事をとことん楽しむのか?

転職をして楽しい仕事に出会うのか? 

本業は苦役だけど、少しずつ楽しい副業へと軸足を移していくのか?

方法は色々とあると思いますが、自分の人生を「自分のもの」にするためにも、楽しい仕事探しにぜひ力を入れてほしいなと思います。


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