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これからはセカンドキャリアが当たり前の時代です

おはようございます、ひらっちです。今日はいい天気! 絶好の農作業日和です!! これまでの遅れを挽回すべく頑張りたいと思いま~す。

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

■先日、現役続行を表明した福留選手には、インタビューしたことがありまして・・・

あらためまして、ひらっちです。今日は「セカンドキャリア」について書いてみたいと思います。

新型コロナの感染拡大の影響で、試合数を削減する形で行われた今年のプロ野球が、いよいよシーズン最終盤を迎えていますね。

しばらく無観客の時期があり、球場には普段では中々聞けない選手の掛け声や打球音が響いていて、「逆に面白い試合が見られて良かったかも」なんて思っているのは僕だけでしょうか?

新型コロナは一刻も早く収束してもらいたいですが、そんな中でも数少ない「良かったこと」かもしれないなと個人的には思っています。

さて、そんなプロ野球のシーズン終盤に、必ず出てくるのが「選手の引退話」です。藤川選手、岩隈選手など、これまで日米のプロ野球で華々しい活躍をしてきた名選手が引退を決断し、話題となっています。

一方で、同じく日米で活躍した福留選手は、事実上の戦力外通告を受けながらも、現役続行の意志を表明しているようですね。

実は、福留選手が中日ドラゴンズに所属していた頃、ちょうど僕は地元タウン誌のスポーツ記事を担当していまして、試合前にインタビューをさせていただいたことがあります。

落合監督が就任した年なんでもう相当昔になりますが、ナゴヤドームの空席を見ながら「もっとお客さんに来て欲しいよね」と言っていたのをよく覚えています。ちょうど年齢も同じくらいですし、球界最年長選手としての今後の活躍にも大いに期待しています!

■今や、どんな人でも「セカンドキャリア」を考える時代に突入している

引退を決めるのであれ、現役を続行するのであれ、プロ野球選手にはいつか別の道へ歩み始める瞬間が訪れます。いわゆる「セカンドキャリア」と言うヤツですよね。

何らかの形でプロ野球に関わりを持ち続けられる人は一握りで、多くの人は別の仕事に就くことになります。その中には、成功する人もいれば、うまく行かない人もいる。

人生を野球に捧げてきた分、別の職種で頑張ろうとしても、うまく切り替えができないケースがあるのは、誰しも容易に想像が付くところだと思います。

ところで、この「セカンドキャリア」の問題は、プロスポーツ選手だけのお話しではありません。実は、誰にでも身近に迫っている問題なのです。

上記の本をご存知の方も多いですよね? 2016年に発刊されて一大ムーブメントを起こした『ライフ・シフト』です。この本をきっかけに「人生100年時代」なんて言葉が世間を賑わせるようになりました。

本書は、2107年には主な先進国では半数以上が100歳よりも長生きする。80歳程度の平均寿命を前提に〈教育〉〈仕事〉〈引退〉の3段階で考えられてきたライフコースは抜本的に考え直されなければならないと指摘しています。

さらに、新たな技術の登場によって自分のスキルが時代遅れになり、職場で脇役に追いやられる。貯蓄はしているものの、65歳で引退するには蓄えが足りないと思い知る現実が待っているというのです。

要するにこれは、これまでなら考える必要がなかった「セカンドキャリア」を、誰しもが考えないといけない時代に突入しているということ。しかも、プロ野球選手のように莫大な年俸を稼いだわけじゃない私たち一般人が、です。

■まとめ

あなたはセカンドキャリアをイメージできていますか? 「目の前の仕事で精一杯」という気持ちは分かります。日々の暮らしで大変だという人が大半でしょう。

でも、『ライフ・シフト』が未来の現実を映し出しているとしたら、あなたは、50歳以降のどこかのタイミングで、目の前の仕事から「戦力外通告」を受ける時期がやって来る可能性が高いのです。

その時、あなたは生きていけますか? 年金の受給年齢はおそらく今後、引き上げられる可能性が高いでしょう。今の仕事から「引退勧告」を受けたその先、年金受給までの空白期間をやり過ごす術をお持ちでしょうか?

20代、30代の方であれば、老後に向けて少ないお金で投資に励むより、「セカンドキャリア」を意識することの方が重要かもしれません。今の会社に頼らずに生きていけるように人的資本を磨いておく。ダブルワークなのか、それともプチ起業なのか、いろんな選択肢があると思いますが、今から準備を始めておけば、突然の引退勧告にも動じない強い自分になれると思いますよ!

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