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開業費用は「500万円未満」が最多。小さく始めれば撤退リスクも低いしね

おはようございます、ひらっちです。世間は3連休の最終日。皆さんはいかがお過ごしですか? 行楽シーズン真っ只中ということで、各地のイベントは大盛り上がりのようですね。「そろそろコロナも終わりかな(世間のマインド的に)」という僕の年初の予想もちょっと遅れましたが、やっと当たってきたようです。今年もあと3ヶ月。悔いなく楽しみたいですね(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひご覧ください! 

■ビール工房を始めた女性の記事を発見。「小さく始める」って楽しいね!

あらためまして、ひらっちです。今日は「起業」をテーマに書いてみたいと思います。

今日の日経新聞を見ていたら、こんな記事が目に留まりました。

東京で小さなビール醸造所を開いた女性のお話です。独学でビール醸造を学び、クラフトビールの醸造所の採用試験に申し込んだが、不採用。「ならば!」と一念発起して、自らビール醸造所を立ち上げたそうです。

「若いうちであれば失敗のダメージは小さい。失うとしても、これまでにためた数百万円の資金だけ。結果が駄目でも生きていける」

いや~、いいですねぇ~。一見無謀なチャレンジのように見えるけど、小さく始めれば、若いうちの起業は、実はそれほどリスクじゃないことを見越したうえで、思い切って挑戦されているようです(^^♪

「そんなの、なかなかできることじゃないよ!」という若い方もいるかもしれないけど、30代、40代と年齢を重ねていくごとに「新たな一歩を踏み出すハードル」はどんどんと高くなっていくものです。「失敗しても経験」だと割り切ってしまえば、実は、一番起業に向いているのは「20代の若いうち」だと僕は思っています。

何を隠そう、僕も20代でライターとして独立しているしね。農業は32歳だったかな。無理も効くし、今のような少子化で人手不足の世の中なら、起業の経験を活かして転職することだって、以前に比べれば簡単だと思います。

近頃は、若い人の間で投資がブームみたいです。もちろんNISAを使ったコツコツ長期投資は僕も大賛成だけど、「短期間ですぐに儲けたい」と詐欺を疑うような投資にお金を注ぐくらいだったら、「人生勉強」の意味も込めて「いっちょ自分で商売でもやってみっか!」とリスクを取る方が健全だし、その後にも生きるんじゃないかな~と思います。

■最近は、少ない初期投資でスタートする「ミニマムな起業」がトレンド?

ちなみに上記の記事には、こんな情報もくっついておりました。

日本政策金融公庫総合研究所の2021年度新規開業実態調査によれば、日本公庫が融資した開業後1年以内の企業では、開業費用500万円未満が42.1%だったんだそうな。

もちろんこの数字からすべてを判断することはできないけれど、ITの発達によって、以前に比べて初期投資を抑えた起業が容易になったという側面が大きいと思います。

僕みたいなライター業はもちろんそうですが、それ以外にもいろんな分野で安価に利用できるツールが出てきています。ネットショップなどであれば簡単にお店を作ることだってできちゃう。「小さく始める」のハードルは、どんどんと低くなっていると感じます。

コロナが徐々に収束(…といっても、文字通りの収束ではなく「コロナ馴れ」とか「コロナ受け入れ」という状況だと思いますが…)する中で、今後もこうした動きは加速的に広がってくるんじゃないかな。

ちょうど「東日本大震災」の後、これまでの価値観がガラリと変わり、新たな一歩を生み出した人が大量に出たのと同じようにね。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。そろそろ日常が戻り始めた今、「これまでの価値観のまま生きるのは、なんだか物足りない」と感じている人も多いのでは? 

そんな人、特に比較的リスクを取りやすい若い世代の方には、ぜひ「起業」を選択肢の一つにしてほしいなぁ~なんて「プチ起業の先輩」のおじさんは願っているわけです。

「社会人=サラリーマン」というレールは、めちゃくちゃ強固です。特に受験戦争を見事に勝ち抜き、いい大学を出て、いい企業に就職した人ほど、「サンクコスト」が邪魔をして、思い切った行動に出にくいもの。どうしても、レールから外れることに強烈な恐怖を抱きがちです。その点、僕は三流大学出身だったことが、逆に良かったのかもしれませんね(笑)

もしあなたが「学生時代の勝ち組」だと自認しているとしたら、自分が「サンクコストを過度に意識していないか」を改めて問い直してみるといいかもしれません。もしかしたら、「学歴のサンクコスト」を意識するあまり、「嫌な会社に勤め続けることで発生するサンクコスト」の方が、人生全体を見ると大きくなっているかもしれませんから。

社会人になって2~3年は、あえてそのレールに乗っかって「世の中の仕組み」を学んでみるのもいいと思います。でも、その後は、もう少しいろんなレースを選べるといいし、何ならレールを外れて電車ではなくクルマや船、飛行機を自分で操って、自由に生きるというのも全然ありだと思います。

人って、レールから外れても、意外と生きていけるものですよ(^^♪

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