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選挙で社会を変えるのはあきらめた…というわけで「次善の策」を考えてみた。

こんにちは、ひらっちです。6月もいよいよ後半に突入しそうですが、みなさんはいかがお過ごしですか? そろそろ全国的に梅雨入りしそうですね。雨続きで気分が下がり気味な人もいるかもしれませんが、ぼちぼちマイペースで頑張っていきましょう(^^♪

<いつものように簡単な自己紹介です>

僕は、地方国立大学を卒業後、ブラック企業で営業マンを経験。その後、フリーランスのライターとして独立開業、さらに数年後、新規就農して農業をスタートさせ、2020年現在、好きな仕事を選びながら人生を謳歌する「ほぼセミリタイア生活」を実践しているアラフォーです。

このnoteでは、特に20・30代のビジネスパーソンの皆さんに、僕の経験に基づいた「人生を楽しく過ごすための技術」を提供し、少しでもたくさんの方に「幸せな毎日」を掴んで欲しいと考えています。どうかお付き合いください。

現在、『マイナビ農業』で不定期連載中! 農業にご興味のある方はぜひこちらもご覧ください! 

■みなさんすみませんでした。ひらっちの努力が足らず、選挙は事実上崩壊したようです…

あらためまして、ひらっちです。今日は久しぶりに「選挙」をテーマに書いてみようと思います。

そろそろ世間は「参議院選挙モード突入」といったところでしょうか。しばらく前からマスコミでも「放送法」の絡みでかなり気を使った番組づくりが始まっておりましたが、いよいよ本格的に選挙活動が始まるタイミングですね。

さて、このnoteでは、たびたび選挙を話題に取り上げてきました。若い世代の方がどれだけ見てくれているかははなはだ疑問ですが、自己紹介でも触れている通り、一応「20・30代のビジネスパーソンの皆さん」をメインターゲットにしています。

で、その世代の人たちを、みんな幸せにするためには、きっと「シルバー民主主義」ともいうべき「お年寄り偏重システム」を打破しなければならない。これを突き崩す特効薬はなかなか見当たりませんが、「蟻の一穴」的な意味合いを込めて「若者よ、少しでも投票率を上げよう!」と再三にわたって申し上げている次第です。

ただ、残念なお知らせがあります。

どうやら、もう、手遅れのようです。

合掌…。

個人的には「もう手遅れ」なんて申し上げたくはないのですが、上の動画を見ると「確かにそうかもしれない」と頷くしかない。

だって、みんな行かねーんだもん。しょうがないじゃん!

僕が「みんな選挙に行こう!」というのは「利他の心」でもなんでもなく、単純に「このまま高齢者偏重が続いたら、娘たちが大人になった時の日本ってやばいよね」と思うから。

そうです、単なる「利己主義の塊」の発言です(笑)

そうか~、ダメか~。

確かにそうだよなぁ~。

目をそむけたくなる現実を突きつけらてちょっと悲しくなりますが、ただ、それはそれで仕方のないこと。ビジネスにおいても「辛い現実を直視すること」はめちゃくちゃ重要です。これができないから、大企業だって潰れるわけですね。

というわけで、今日は「選挙崩壊」という前提に立ち、「じゃあ、日本の若者は、今後どのように生きていけばいいのか」という問題の現実解を、個人的に考えてみたいと思います。もちろん娘のために、ね(笑)

■選挙が崩壊したとして、今の日本の若者が幸せになるためのルートを色々考えてみた

というわけで、もう日本は変わらない。その前提に立って、今後の未来予測と、その中で若者が幸せに生きていく方策を考えてみたいと思います。

まず前提となる人口構造についてチェックしておきますね。

皆さんもご承知の通り、日本の人口はどんどん減っています。さらに問題を深刻化させているのが「少子化」なのは言うまでもありません。

上記の記事が衝撃的なのは「出生数実績」が最も低位の予測とほぼ同じであること。要するに、最低の予測と同じペースで順調に子どもの数が減っているということです(涙)「老人ばかりの国・日本」にまっしぐらで突き進んでいっているということですね。

さらっと言いましたが、怖い、怖すぎる…。

今後も選挙が続き、若者が投票に行かければ、ずっとシルバー民主主義が続きます。そして、若者はさらに厳しくなる。じゃあ、その中でどうやって日本の若者は幸せに生きていくのか。そのルートは下記の4つくらいになってくるのかなぁと思います。

【1】リアル世界ではディストピアで歯を食いしばって生き、バーチャル世界で人生を謳歌する

若い世代の方の中には『マトリックス』という映画を見たことがない人も多いかもしれませんが、あんな感じです。最近だと『レディ・プレイヤー1』の方が近いイメージかもしれませんね。

人間には物理的な肉体があるので、リアルの世界から完全に切り離されて生きることはできません。でも、大半の時間をバーチャルの世界で生きることは可能です。そこで、最低限の飲み食いをリアルで行い、あとは現実世界の日本とは別のバーチャル空間で過ごす。

もしかしたらすでにそうなっているのかもしれませんけどね。3D空間ではないというだけで、SNSやゲームの世界に没入することで、現実では報われなくても、それなりの充実感を得ている若者は多いと思いますから。

ただ、バーチャルの世界も先行者が牛耳るようになれば、リアル世界よりもスピーディーに苛烈なディストピアが広がっていく可能性があります。そこには注意した方がよさそうですけどね。ルールチェンジも早そうだし。

【2】日本での生活をすっぱりあきらめて、海外に拠点を移して生きる

ご子息にじゃぶじゃぶお金をかけられる富豪たちが、せっせせっせと英語を勉強させるのも、いざという時に海外で生きていけるからでしょう。

日本が消滅しても、別に人類が滅亡したわけではありません。母国が無くなるのはさみしいけれど、世界史の中では幾多の国が滅び、そして生まれています。

たまたま日本は2000年の歴史を重ねてきましたが、その終焉がついにやってきた。じゃあ、どこか別のところで生きればいいんじゃね?ということですね。

すっぱりと割り切れるのであれば、別に大した問題ではないのかもしれません。人口が減り、経済力が失墜し、防衛力が無くなり、隣国に侵攻される悲惨さを考えたら、早めに海外へ拠点を移すのが正解かもしれませんね。

【3】世界の成長の果実を受け取りながら、最激安国・ニッポンで暮らし続ける

すでに「安いニッポン」と言われて久しいですが、最近はそこに円安が加わって「ものすごーく安い国・ニッポン」が爆誕しようとしています。

ちょっと前まで1ドル100円前後だったのに、今や1ドル135円近辺。今年に入って「日本全体が3割引きの歳末バーゲンセール」みたいな確変状態に突入しています。外国人観光客がよだれを垂らして待っている、そんな感じでしょうか。

一方で、海外はまだまだ伸びている国がたくさんあります。そこで、海外に資産を移し、株式や債券から年金的にリターンを得て、日本に住む。イメージとしては、しばらく前に流行った「物価の安い東南アジアに移住して悠々自適に過ごす」の逆バージョンといった感じでしょうか。

【4】人がいなくなった消滅都市に仲間と移り住み、自分たちの「独立国(仮)」を樹立する

消滅可能性都市って、ちょっと前に話題になりましたよね。このペースでおいけば、十数年後には全国のあちこちで「本当に消滅目前の市町村」がわんさか出現してくるはずです。

そこに、仲間と一緒に移り住む。だれもいないから、インフラもろくに整っていない可能性が高いですが、今ならオフグリッドの太陽光発電を自分で設置するのも大変なことじゃないし、山間地であれば沢の水を汲んだり、湧水を飲料水に利用したりもできる。ガスの代わりにそこら辺の木の枝を燃やせば、炊事も十分可能です。むしろ「毎日アウトドア最高ーー!」なんて人もいたりして。

食料は自給自足が基本ですね。野菜を作るのが面倒なら、山菜を採取すればいくらでも食料はある。害獣はすごいことになりそうだけど、狩猟して食肉にすることもできそうです。サラリーマンをして半分以上、いや十数年後に3分の2ぐらい税金で持っていかれるぐらいなら、その労力を自給自足に全振りした方が、むしろ豊かな生活が待っている気がします。

5家族くらいが協力し、冬が温かい土地を選べば、一つの小さな仮想独立国として機能しそうです。

■まとめ

さて、いかがでしょうか。今日の記事では、かなりぶっ飛んだ空想のお話をを繰り広げてきましたが、皆さんにはこれが単なる空想に思えますか? それとも、十数年のリアルな現実に思えますか?

もちろん、人によって抱く感想は違うと思います。でも、僕はこのnoteで何度もお伝えしているように、まずは最悪のケースを想定し、そこからいくつもの策を練って行動することを基本にしています。

というわけで、「もしも、このまま選挙が機能しなくなり、どうしようもなくなった日本の若者だったら、今後をどう生き抜いていくか?」という仮定で、いろいろな選択肢を考えてみました。

どのルートを辿っても、なかなか厳しい世界が待っていそうですね。だからこそ、もうほとんど無理だとは分かっていても「選挙で世の中をより良くするために、やっぱりまずは一票を投じよう」と僕は思います。

さて、みなさんは、どうしますか? 

いずれにしても、読者の皆さんが「幸せな人生を手にできること」を僕は祈っています。…もちろん、まずは僕の家族が第一ですけどね(^^♪


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